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市内の移動手段を 組み合わせて選べる モビリティアプリ。『Jelbi』●Berlin

Coming Soon?? |日本に来て来て、あの店、このサービス!

No. 916(2020.05.15発行)
クラシック音楽をはじめよう。
主要な地下鉄駅に併設のJelbi-Stationにはタクシー、車、自転車、バイクやeスクーターが待機している。

このサービスの魅力は?

1. 様々な乗り物のチョイスが可能。
2. 交通状態、天候や気分でのルート選び。
3. キャッシュレスでの支払い。

地下鉄、バス、トラムなどベルリン市が運営する公共交通機関が、レンタサイクルの〈nextbike〉やカーシェアリング〈Miles〉などの民間企業と共同で2019年6月にスタートさせたモビリティアプリ「Jelbi」が注目されている。

 これは、行きたい場所までの交通手段を、地下鉄やバスといった公共交通機関のほか、自転車、バイク、スクーターやカーシェアなどを組み合わせて選べるというアプリ。移動の人数やその日の天候や気分でスマートに組み合わせることができる。

 例えば、自転車と地下鉄を利用することをチョイスすると、出発点から一番近い自転車置き場を提示してくれ、QRコードを読み取ることにより利用が可能に。使用後には料金を含む利用履歴が通知され、キャッシュレスのオンライン決済となる。事前に免許証をスキャンして送っておけば、レンタカーやバイクも選択範囲だ。

 市内には13,000台の乗り物が点在する。今後、Jelbi-Stationと呼ばれるハブは新興住宅地などへの設置も予定。現在は歩行者道への自転車やスクーターの乗り捨てが問題になっているが、将来はeスクーターなど充電設備を整えたハブに集約させ問題の解決にもつなげていくそうだ。

 治安の良い日本だからこそ移動手段の見直しを導入すれば、未来のモビリティの可能性はもっと広がるのでは。

出発地から交通手段と目的地を選んで入力。乗り物はPINコード、QRコード読み取りなどでピックアップ。

昨年から解禁となった人気の充電式のeスクーター「TIER」。

充電式乗り物の導入にも積極的に取り組んでいる。

市内に5ヵ所あるハブ、Jelbi-Station。

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『Jelbi/イェルビ』
ベルリン市交通局(BVG)と民間のレンタサイクルやカーシェアリング企業などとの共同運営により可能になったスマホ用モビリティアプリ。18歳以上限定。コロナによる規制中は特別規制あり。

text/
Yumiko Urae
edit/
Kazumi Yamamoto

本記事は雑誌BRUTUS916号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は916号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.916
クラシック音楽をはじめよう。(2020.05.15発行)

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