〈チャイナハウス龍口酒家〉の 「里麺」

自分史上最多ごはん

No. 916(2020.05.15発行)
クラシック音楽をはじめよう。
クロレラ入りの麺はツルツル、シャキッ。ゴマ油と醤油のみのタレで和えた凜とした味わいは秀逸。昼は八宝湯付きで800円(税込み)。(☎03・5388・8178)

町中華の風情にして薬膳料理を提供し続ける、世界遺産級の存在。

 若い頃は毎週どころか、週に何回も行っていたことも。よそで早い時間から飲んだあとにタクシーで乗りつけてフルコースとか、しょっちゅうでした。夜のコースは独特で、ストップをかけるまで料理が出続けるんですが「医食同源」を謳う店主・石橋幸さんの料理はいくら食べてもお腹が減る(笑)。どの皿も見た目は強そうですが、余計な味つけ皆無で素材の味がガツンと脳にきつつ、不思議と胸焼けしない。締めは常に里麺。クロレラ麺のツルッとした喉越しと具材が絡み合い、口の中でものすごい味が広がる。石橋さんの余韻を味わう一皿です。

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『秀島康右』
ナショナルデパート代表取締役。皆で分かち合うパン「グランパーニュ」、“食べるバター”こと「ブールアロマティゼ」など独創的なプロダクトを発明。

取材・文/
小石原はるか

本記事は雑誌BRUTUS916号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は916号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.916
クラシック音楽をはじめよう。(2020.05.15発行)

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