旅と地域

御神像土鈴(奈良県/桜井市)

みやげもん

No. 916(2020.05.15発行)
クラシック音楽をはじめよう。
御神像土鈴1, 000円(等彌神社☎074 4・42・3377)。ほかにも、御神像を模した手ぬぐいなどもある。

建国の聖地より発掘された八咫烏の御神像。

 奈良県桜井市にある等彌神社は、神武天皇の時代に鳥見山中に創建され、12世紀初めに現在の場所に移築されたと伝わる、歴史ある神社です。鳥見山は神武天皇が皇祖神を祀った地とされ、建国の聖地とも呼ばれています。

 160基余りの石灯籠が並ぶ参道を行くと、その先には上社の〈上津尾社〉があり、また裏参道を進むと、下社の〈下津尾社〉があります。元文元(1736)年に、この下津尾社の敷地内にある磐余の松の下から、不思議な神像が掘り出されました。それはまるで土偶のようなミステリアスな姿をした、八咫烏の立像だったのです。この御神像は、本殿に祀られており、一般公開はされていませんが、社務所にてレプリカを見ることができます。

 今回ご紹介するのは、この御神像を模した縁起物「御神像土鈴」です。八咫烏は神武天皇の東征の際に、熊野国から大和国の道案内をして勝利に導いたと伝えられており、勝負の神様として信仰を集めています。この土鈴も、勝負事や受験などに臨む人々の必勝祈願のお守りとして愛されています。

旅と地域カテゴリの記事をもっと読む
edit/
Shogo Kawabata

本記事は雑誌BRUTUS916号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は916号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.916
クラシック音楽をはじめよう。(2020.05.15発行)

関連記事