『BRUTUS』の特集「いつか旅に出る日。」(914号)で、アメリカ・カリフォルニア州にある〈ビック・サー〉の取材を行った野村訓市。
〈ビック・サー〉とは、荒々しい海岸線と大きな森林に囲まれた、小さなコミュニティのこと。かつてビートニックの作家たちは“その大自然”にインスピレーションを受け創作し、彼らの作品を愛読するヒッピーたちはこの場所に憧れを抱いた。
目的地には、サンフランシスコからロサンゼルスへと繋がる海岸線に沿った道〈ハイウェイ1〉を南下して向かう。道を進めば、右側にはビーチと海、青空、左側には草原や森林が広がるはずだ。
この大自然に囲まれたドライブこそ、〈ビック・サー〉旅行の醍醐味である。車中で、好きな音楽をながし、心の赴くままに走っていく。
「いろんな道を走ったけれど、一番好きな景色の道の一つかもしれない」。
そう回想する野村訓市に、このロードトリップをテーマにしたプレイリストを作ってもらった。
Playlist In Big Sur
「サンフランシスコを日中に出発するならば、カリフォルニアの空気に合ったギターがよく鳴る曲を中心に。あくまで景色が主役なのでドラマティックな曲はいらない。3時間のドライブにそっと寄り添うような曲たち」━━━野村訓市
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- PHOTO/
- Yoko Takahashi
本記事は雑誌BRUTUS914号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は914号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。