旅と地域

【大阪エリアマップ】

 

No. 911(2020.03.02発行)
大阪の正解

「大阪の正解」はどこにある⁉ まずは、エリアの特性を知っておくべき。1駅違うだけで、人の雰囲気もガラリと変わる大阪の街を、まずは脳内で探索してみよう。

1 梅田エリア
『巨大ターミナルの下は迷宮的地下街。』
大阪の玄関口はダンジョン化した地下街、3つの百貨店、ビル上の観覧車、飲み屋だらけの商店街と、てんやわんやの賑やかさ。JR阪急阪神・地下鉄3路線が接続。
2 中之島エリア
『水都・大阪を象徴する、絵になる地。』
大阪湾から京都まで結ばれる川沿いの地は、歴史的にも大阪の心臓部で、近代建築の宝庫。レトロビルを活用した新しい店が増え続け、ぶらり街歩きにも適したエリアに。
3 福島・野田エリア
『今や大阪の食を牽引する存在。』
平屋も多く残る昔ながらの住宅街が、近年、梅田から1駅で行ける酒場街として急浮上。野田には中央卸売市場があるため、実は、料理人にとっても都合のいい街なのだ。
4 天満エリア
『安旨な飲み屋には決して困らない。』
日本一長いという天神橋筋商店街と天満市場の周辺は、驚くような密度で飲食店が林立。安い旨いは当たり前の気取らない店が揃っているのも、大阪人に愛される理由。
5 京橋・大阪城エリア
『よそゆきの顔はお城の周りだけ。』
インバウンドの盛り上がりとともに、園内の再整備が着々と進む大阪城。そのお膝元で、地元仕様のガヤガヤとした飲み屋街が広がる京橋。その対比がいかにも大阪的。
6 靭公園・本町エリア
オフィス街、だけど住みやすい。』
サラリーマンが集う本町は立ち飲み店も多い。中心部に自然が少ない大阪で靱公園は貴重な緑地。周辺にはタワーマンションやカフェが多く、休日は家族連れが集まる。
7 心斎橋・なんばエリア
大阪人が「ミナミ」と呼び習わす街。』
道頓堀&グリコの看板でお馴染み、ザ・大阪の盛り場として、近年、外国人観光客が急増。一方で老舗の割烹やバーなどもしぶとく営業中。松竹座や文楽劇場もこの街に。
8 谷町・玉造エリア
『上町台地のへりで坂道が多め。』
長屋と高層マンションが共存する人気の住宅地には、職人の工房やアトリエといったクリエイターの拠点も多数。谷町筋を中心に、お寺が軒を連ねるのも特徴的。
9 天王寺・新世界エリア
『コテコテな盛り場にも変化の波。』
通天閣、ジャンジャン横丁に串カツという、昔ながらの大阪名物が今も存在感を放つ新世界の隣で、天王寺の駅周辺は再開発が活発。新旧の大阪を横断して楽しめるエリア。
10 天下茶屋・玉出エリア
『ほんまもんの大阪下町ライフ。』
チン電(チンチン電車=路面電車)が現役で走り抜ける土地柄で、目立った観光地がない代わりにマイペースに下町風情をキープ。大阪屈指のお屋敷街・帝塚山が隣接。
11 大阪ベイエリア
再開発の話題はこのあたりが中心。』
USJ、海遊館といった人気アミューズメントに加えて、2025年大阪万博の開催地に決定。IR誘致も進む。とば口にあたる西九条界隈はアート系スポットが増加中。
12 大正エリア
『これからのもの作り拠点に。』
鉄道が通っていない陸の孤島ながら、その分、独自のカルチャーが熟成。沖縄出身者が多く、町工場の姿も目立っていたが、近年は、新世代の店主も集まりつつある。
13 北摂エリア
『緑豊かな住宅地に名店が点在。』
大阪のベッドタウンとして発展。1970年の『大阪万博』開催地であり、同時期に開発された千里ニュータウンもこちらに。縦横に高速道路が走り、車移動も便利。
14 堺・河内エリア
『歴史と自然からの恵みがたっぷり。』
巨大古墳群のユネスコ世界遺産登録で一躍、注目を集める大阪南部。そんな歴史ロマンだけでなく、ブドウ畑の広がる大阪ワインの産地としても認知度が高まっている。
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illustration/
Katsuki Tanaka
text/
Atsushi Takeuchi

本記事は雑誌BRUTUS911号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は911号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.911
大阪の正解(2020.03.02発行)

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