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「のんちゃんが映画の歴史に触れているよ!」 No.904 フロム エディターズ

From Editors

No. 904(2019.11.01発行)
映画特集 いま観る理由

表紙などを撮影してくれたカメラマンの新津保さんが撮影中にこんな一言を。今回の表紙・総扉撮影では、映写技師さんにお願いをしてスタジオに映写機を搬入し、ミニ上映会を行いました。

“映画の歴史”というのは、総扉(18〜19P)でのんさんが観ている映画『國民の創生』のこと。今から100年以上も前に作られた作品で、監督はD・W・グリフィス。アメリカ映画初の長編映画であり、「クローズアップ」や「クロスカッティング」など、さまざまな撮影技法の礎を作ったといわれています。映画が発明されて十数年でこの技術を生み出したこと、大ヒットを記録し映画産業を一大ビジネスへと昇華させたことから、映画史のランドマークとされています。が、もちろん台詞もなければSFXもない。正直、よほどの映画好きでなければ、数ある映画の中からこの作品を選ばないのではないでしょうか。でも、「せっかくフィルムで上映するから」という理由で、この作品を選んでよかったです。これも「いま観る理由」かな? と。撮影で、スタジオで、フィルムで観たことで、一生忘れられない映画体験になりました。

スタジオの堀に投影した映画の光で撮影をしました。普段のライティングとは違った雰囲気の仕上がりに。映写技師さんの仕事を間近で見る機会なんてそうそうないですよね。

今年の映画特集の表紙を飾ってくれたのんさんに、「いま観たい映画」と「観る理由」を聞きました(104〜105P)。マイブームはアクション映画。でも、『おちをつけなんせ』で映画監督デビューをしたことで心境にも変化があり、観たい映画も変わってきたと語ってくれました。“映画の歴史”に触れたのんさんの『いま観たい映画』を、ぜひ誌面でご一読ください。

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辻田翔哉(本誌担当編集)

本記事は雑誌BRUTUS904号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は904号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.904
映画特集 いま観る理由(2019.11.01発行)

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