持ち味は、24歳女子の熱のこもった真っすぐなレビュー!
●得意ジャンル:70〜80sのラブコメディ、青春ドラマ、東南アジア映画。
●年間観賞本数:約230本。
●レコメンドスタイル:専門用語を避けた、誰にでもわかりやすいトーク。
●主な活動媒体:PLANETSチャンネル内『加藤るみの映画館の女神』など。
Q1 自分史上最多観賞映画は?
『ラブ・アゲイン』です。50回以上は観ていますね。離婚を切り出された男性が主人公で、脚本が秀逸だしライアン・ゴズリングの百戦錬磨感もかっこいい。男性にもオススメのラブコメです。
Q2 二度と観たくない作品は?
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』です。シリーズのファンだからこそ、フォースの使いどころも、レイが誰の血縁者でもなかったというストーリーも、突如のキスシーンにもがっかりでした。
Q3 将来が楽しみな次世代の映画監督は?
サフディ兄弟です。彼らが手がけた『グッド・タイム』はストーリーの面白さはもちろん、映像に疾走感があって、描き方もBGMもスタイリッシュ。どこを切り取ってもセンスが良い!
Q4 いまいちハマらない映画監督は?
ブラッドリー・クーパー。役者としては素晴らしいですが、『アリー/スター誕生』はどこか彼のナルシシズムを感じました。
Q5 最近一皮剥けたなと感じる俳優は?
タロン・エガートン。『ロケットマン』は、『キングスマン』のイメージから脱却する素晴らしい演技でした。
Q6 良い作品を見極める、あなたならではのポイントは?
画全体から人物の心情が伝わってくると、良い作品だと感じます。『シェイプ・オブ・ウォーター』には、雨の雫が主人公の切ない心情をうまく代弁するシーンがありました。
Q7 この人には敵わないと感じる映画通は?
宇野常寛さんです。とても忙しいはずなのに、知識量も半端ない。魅力を伝える時の表現も端的で、目標であり憧れですね。
- text/
- Emi Fukushima
- illustration/
- Mai Beppu
本記事は雑誌BRUTUS904号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は904号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。