エンターテインメント

誠品生活日本橋|旅に出たい。

こんな時、あんな時。 行くべき本屋レシピ。

No. 903(2019.10.15発行)
本屋好き。
過去30年分の「誠品選書」から代表的な作品を紹介するほか、日本の出版物の選書フェアもスタート。

本で"台湾"にトリップ。

〈誠品生活〉と聞けば、台湾で知らない人はいないはず。書店として30年前に創業し、台湾カルチャーと読書をつなぐ場として発展。日本にも数多くのファンがいるカルチャー体験型の複合店舗のことだ。その〈誠品生活〉が9月末、東京日本橋日本1号店をオープンさせた。

現代台湾を代表する作家、呉明益の『自転車泥棒』。

メインとなる書店ゾーン〈誠品書店〉は、約10万冊の書籍の中に“誠品らしさ”を色濃く伝えるセレクトが特徴。特に、台湾誠品で創業当時から毎月実施している「誠品選書」は必見。これは、独創的な内容、社会的影響力などを考慮し、“今最も重要”と考えられる本を厳選したもので、セレクトは台湾の選書チームが中心となって行っている。ほかにも、本国の書店スタッフ212人が独自の目線で日本の名作を集めた棚や、現代台湾を知るための「日台交流コーナー」などがあり、趣向を凝らした企画の数々からも、書店としての本気度の高さが窺える。

日台のクリエイターによる企画展を開催中。

国際ニュースやトレンドに切り込む「専科本棚」。

書店ゾーンのほかには、文具ゾーンの〈誠品文具〉、セレクト物販・ワークショップゾーン、レストラン・食物販ゾーンがあり、約50もの台湾ブランドが集結。読書の合間に本場の台湾茶を楽しんだり、もの作りのワークショップを体験したりするのもまた、贅沢な時間の過ごし方だ。まさに“くらしと読書のカルチャー・ワンダーランド”。ここに来れば、台湾の奥深い魅力をより肌で感じることができるはず。

台湾の風を感じるアイテムも!

誠品生活日本橋 万年筆用インク

限定グッズ。店内の暖簾と同じ《江戸藍》と、誠品書店のテーマカラーの《誠品緑》各2,000円。文具コーナーにて販売。

〈王德傳〉の台湾茶

1862年に台南で創業した老舗台湾茶ティーサロン〈王德傳〉が上陸。《手作りティーバッグ 厳選阿里山ウーロン茶》4,800円。

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せいひんせいかつ にほんばし

東京都中央区日本橋室町3−2−1 COREDO室町テラス2F☎03・6225・2871。10時~21時(レストラン11時〜23時)。不定休。

photo/
Koichi Tanoue
text/
Asami Seo

本記事は雑誌BRUTUS903号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は903号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.903
本屋好き。(2019.10.15発行)

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