仕事

三浦瑠麗

真似のできない仕事術

No. 900(2019.09.02発行)
真似のできない仕事術
三浦さんのデスクスペース。椅子は革張り・キャスター付きのセブンチェア。

仕事術三箇条

東京にいる間は常に“オン”。
・オフィスに猫の新習慣。
・判断は常に速く。

国内外の政治に憲法の解釈、フェミニズムにまつわる出来事や、世の中を動揺させた事件……。社会をめぐるさまざまなニュースや課題に、躊躇することなく切り込んでいくさまを、テレビでしばしば見かける三浦瑠麗さん。ほかにも多くのメディアで気力盛んに執筆するこの人、さらに1児の母でもあるという。一体どうすればそんな量の仕事が回るのか? その秘訣を探してオフィスを訪ねた。

首相官邸や省庁へも歩いてすぐの、永田町のビルの1階。ガラス張りの三浦さんの仕事場は、通りからもその様子がよく見える。天井の高い、すっきりとしたインテリアのオフィスで忙しそうに働く数人の人々、丸いローテーブルの周りにスワンチェアを配した小部屋、窓際にはレモンの木といくつかの観葉植物。この仕事場に越してきたのは今年の初めだ。
「2月まで大学勤務だったので、大学にも一応オフィスがありましたが、執筆の大半は家でやっていました。私自身はスケジュールも自分で管理するので会社といっても自分一人。夫の経営する会社と共同で事務所を探し、運良く1階のこの物件を見つけました」

ガラス張りで空間全体に自然光が入る開放的なオフィス。

初めてオフィスを持つにあたり、インテリア設計には「ずいぶん口出ししましたね(笑)」と三浦さんは話す。
北欧調のシンプルで温かみのある空間がいいと伝えました。ワークスペースは基本的にフリーアドレスで開放的に。私は職業柄、本や資料が多いので自分のスペースに大きな本棚を入れてもらったほか、対談やインタビューに使える小部屋を造ってもらいました。書き仕事はとにかく椅子に座っている時間が長いので、座り心地のいい椅子も指定しました」
 講演などで東京を離れたり、テレビ出演がある日以外の平日は、朝からここに出勤して執筆やインタビューをこなす。テレビに映った三浦さんはいつも、いかにも上質なスーツやワンピースを身にまとい、足元はピンヒールの華やかなスタイル。オフィス出勤時にはもうメディアで見かける「三浦瑠麗」の出でたち。きちんとした格好でいることが仕事の基本と話す。

オフィスは夫・清志さんの経営するトライベイと同居。

受付にも猫のあしらいが。アットホームな雰囲気を象徴するよう。

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みうらるり/国際政治学者

1980年神奈川県生まれ。東京大学農学部卒業後、同大学公共政策大学院修了。博士(法学)。同大学政策ビジョン研究センター講師を経て山猫総合研究所を設立。『朝まで生テレビ!』『ワイドナショー』などテレビで活躍する一方、旺盛な執筆・言論活動を続ける。第18回正論新風賞受賞。近作に橋下徹との共著『政治を選ぶ力』(文春新書)。初の自伝的著作『孤独の意味も、女であることの味わいも』(新潮社)は大きな話題に。

photo/
Hal Kuzuya
text/
Sawako Akune

本記事は雑誌BRUTUS900号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は900号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.900
真似のできない仕事術(2019.09.02発行)

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