アート

街で拾った、おかしな現代ことば。| 加賀美健

収集

No. 898(2019.08.01発行)
ことば、の答え。

普段なにげなく使っているけれど、よくよく考えてみると奇妙に感じることばがある。居酒屋で、カラオケで、SNSで……。ことばの収集家・加賀美健が現代の市井に耳を澄ますと、おかしなことばが次々と聞こえてきた。

僕は、どこか人の面白みが滲み出ている“お決まりのことば”が好きなんです。例えば、メルカリでよく見かける、「服の趣味が変わったので出品します」といったフレーズ。それ、書く必要あります? ほかにも電車の中や、自分の店に来てくれた中学生との会話から気になったことばを拾っては、シールに書いています。手書きで文字にする、というのがポイントなのかもしれません。「あるなー、このことば」って、普段のことばを客観視できるので。雑な字の手作り感も相まって、より哀愁を感じませんか?

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加賀美 健

かがみ・けん/国内外の美術展に多数参加し、アパレルブランドとのコラボレートも積極的に行う。自身の店〈ストレンジストア〉では自作のTシャツなどグッズ類を展開。

photo/
Reiko Toyama
text/
Ryo Hasumi

本記事は雑誌BRUTUS898号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は898号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.898
ことば、の答え。(2019.08.01発行)

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