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空港で車は乗り捨て。 あとは自動駐車 ロボットにお任せ。

Coming Soon?? |日本に来て来て、あの店、このサービス!

No. 897(2019.07.16発行)
決闘写真論
隙間なく駐車された車の中、黙々と仕事をする牽引ロボ、スタン。現在、500台を6,000台分の広さにする計画中。

このシステムの魅力は?

1. 混雑時の空港でも、予約しておけば安心。
2. 旅行後も、ガレージに車がスタンバイ。
3. 同じ面積で、駐車できるスペースが50%UP。

STAN

 今年の3月から、リヨン・サン=テグジュペリ空港で、世界初の自動走行するパーキング・ロボットがお目見えし、話題となっている。

 このシステムは、フランスのスタートアップ〈Stanley Robotics〉が開発したもの。2015年からの初代モデルが試された後に、誕生したのが牽引ロボSTANだ。利用客が増え続け、パーキングが飽和状態になりつつあったリヨン空港で、現在4台が活躍している。

 利用方法はいたって簡単。まず、リヨン空港のサイトでパーキングの利用日時を予約。旅行当日は、車の出し入れ専用ステーションのガレージに駐車し、カギをかけ、スマホに入った情報をスキャン。すると、STANがガレージから車を出して駐車場まで運んでくれるというシステム。旅行後も、既にガレージ内に停車されている車を出して帰るという、手軽なシステムになっている。

 空港の混雑時の駐車時間を節約し、乗り捨てるだけという手軽さは本当にありがたい。また、STANが駐車場まで運んでくれるので、空港側も、乗り降り時のドア開閉分のスペースが節約でき、実際に、同一面積に駐車可能なスペースが50%もUPするというほど、駐車スペースの効率化が図れるのだ。

 画期的なこの駐車システムは、ロボットとステーションが整えば運営可能。ショッピングモールやテーマパークなどへも導入されると、とても便利になることだろう。

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スタン

レンタカーのように、駐車時と返却前に、カメラで車の状態を撮影する保証チェックもあり。現在は、乗用車規格のみ受け付け。https://store.lyonaeroports.com/parking-automatique

photo/
Stanley Robotics, Fred Margueron
text/
Takaaki Suzuki
edit/
Kazumi Yamamoto

本記事は雑誌BRUTUS897号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は897号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.897
決闘写真論(2019.07.16発行)

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