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コレ、 欲しい。| サボテン

コレ、 欲しい。

No. 896(2019.07.01発行)
新・珍奇植物
コピアポア グリセオヴィオラセア/2011年に記載されたばかりの中型の新種。株肌からトゲに至るまで真っ黒の魅力的な種。コピアポアは分類が見直されており、本種もCopiapoa echinoides var. cupreaの一タイプとするという意見もある。

コレクションしやすい小型種に注目!

サイズも形も多様なサボテン。人の背丈よりはるかに大きくなるものもあれば、指先程度の小型種まである。レブチア属などは、小型なうえに、産地によって刺姿や花色などが様々にあるため、熱心なコレクターも多い。今回は、そんなコンパクトでコレクション向きの3㎝にも満たない小型種を中心に集めてみた。

レブチア シンチア/発見当初は類縁関係がはっきりとせず、1属1種のCintia knizeiとされていた小型種。ペルーのサボテン業者であるカール・ナイツ氏(通称KK)から日本へ導入されたため、和名は恵毛玉と呼ばれる。

マミラリア ルエッティ/1996年に記載されたが、自生地がしばらく公開されなかったため、「幻のマミラリア」と呼ばれていた小型種。イボとトゲの配列が独特で、一つの刺座に1㎜以下のトゲが80本も密集して生えている。

コピアポア ラウイ/チリ原産のコピアポア属の中で最も小さい種。成株でも2㎝に満たないサイズだが、地下にはその何倍かの大きさの貯蔵根がある。群生し、初夏に芳香のある黄花を咲かせてくれる。

ブロスフェルディア リリプタナ/アルゼンチンからボリビアにかけての高山帯に分布する小型種。岩壁に地衣類と交じって生え、乾期は干からびて休眠し、雨期には根だけでなく体表面全体から吸水するコケに似た性質がある。栽培難。

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photo/
Takayuki Haneta
text/
Shogo Kawabata
撮影協力/
山本規詔

本記事は雑誌BRUTUS896号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は896号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.896
新・珍奇植物(2019.07.01発行)

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