名古屋めしの代名詞になりつつある台湾ラーメン。その元祖といわれている〈味仙〉の台湾ラーメンはもともと辛く、「アメリカン」という辛さ控えめのメニューがあるほど。そんな中、裏メニューである2倍の辛さの「イタリアン」、4倍の辛さ「アフリカン」をもしのぐ、「エイリアン」という2種類の唐辛子をミックスした未知の辛さが存在するとの噂を聞きつけ注文。出てきた丼を見ているだけで、すでに目に辛さが十分に伝わってくる。恐る恐る口に運べば、辛味もすごいが喉や唇が針で刺されているような痛み! 色々な場所から汗が噴き出し、ずっと痛みはあるものの、食べ続けているとこの辛さが不思議とクセになる。実はこのネーミング、すべて常連客がつけているそう。そして「エイリアン」の辛さはどんどん辛くなっていく可能性もあるとか……。
- photo/
- Shunsaku Hirai
- text/
- Sena Tanigawa
- edit/
- Koichi Igarashi
本記事は雑誌BRUTUS895号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は895号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。