アート

ネオンカラーに人類学的思考を含ませて。

BRUTUSCOPE (KEY PERSON)

No. 893(2019.05.15発行)
新・日本のイタリアン。

MARI MINATO

「今回の個展では、ガラスブロックのファサードに《Utsuwa(器)》というタイトルの作品を描きました。これは、古代より人々が土を練って作り、長い時間をかけて技術や文化として発展させてきた“器”から着想を得ています。世界の土地ごとに人々の営みはあり、良いところも悪いところも静かに受け止めるような存在でもありました。ここでは刻々と移ろう太陽の位置や光、環境、この銀座という場所を往来する人々、そういったすべての物事を感受する“器”のような作品を目指しました」

アートカテゴリの記事をもっと読む

湊 茉莉

1981年京都府生まれ。2006年以降パリを拠点とする。メゾンエルメス フォーラムで開催中の日本初個展『うつろひ、たゆたひといとなみ』では、初の試みとして、大通りに面するガラスブロックのファサードにも絵を描き、建物の内外で変化する時間や光の流れを表現。本展ではこれに加えて、古代に思いを馳せた綿密なリサーチに基づいた作品群が並ぶ。

photo/
Shimpei Suzuki
text/
Mami Hidaka

本記事は雑誌BRUTUS893号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は893号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.893
新・日本のイタリアン。(2019.05.15発行)

関連記事