梅田〈梅田はがくれ〉の 「生じょうゆ」

十中八九同じ!思い出巡りの料理レシピ

No. 887(2019.02.15発行)
平凡ブルータス

僕は大阪の大学に通っていたのだが、大阪のうどんといえば、少し軟らかめで、香りのいいおだしが魅力。おだしには、少し軟らかめのうどんが合うのだ。そんな中、大阪人の心を掴んだ讃岐うどん屋があった。〈梅田はがくれ〉。今でこそ、気軽に讃岐うどんを食べられるお店はあちこちにあるが、昔はそんなになく、軟らかいうどんが主流の大阪にあっては異端。つるっと、もちっと、硬すぎないのに歯を押し返す弾力が新しかった。特にその魅力十分だったメニューが、「生じょうゆ」。冷たいうどんに、トッピングは大根おろし・小口ネギ・スダチ。そこに名物店主の言うとおり、生じょうゆを2往復半かけ、混ぜずに食す。その舌触りは、まるでお刺し身のように繊細。初めて食べた時は麺を喰らいました。あっ、面を喰らいました!

思い出再現レシピ(2人分)

(1)《マルオうま味しょうゆ》を取り寄せる。
(2)市販の讃岐うどん2~4玉をゆで、氷水でよく洗う(自家製の場合は、中力粉200g+粗塩10gとぬるま湯90㏄の塩水。作り方はネットなど参照)。
(3)器に盛り、大根おろし・青ネギの小口切り・スダチを添え、醤油を2往復半かけて完成。

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くっく・いのうえ。

食関係の資格を6つ所有する最強料理芸人。TV・ラジオのほか、レシピ開発や商品監修も行う。

写真・文/
クック井上。

本記事は雑誌BRUTUS887号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は887号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.887
平凡ブルータス(2019.02.15発行)

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