ハゲとヘナ続編。

男の色気

No. 885(2019.01.12発行)
おいしいコーヒーの教科書2019

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ヘナのおかげか、最近、毛がしっかりしてきたとお伝えした。その後は? というと、ハゲてても頭皮をよ〜く見ると細かい産毛がいっぱい生えていて、ヘナ2回目ぐらいから、ハゲではあるが明らかに太さが変わって濃くなった。女性がよくやるヘアパック、ハゲには全く縁はないが、ヘナのパックだったら薄毛関係なく男性にもオススメしたい。産毛さえもなくなっている人でも、何ともいえない癒やし効果に、毛が生える以上の喜びがあるようにも感じる。ヘナのヨモギに似た香りを嫌いと言う人もいるが、俺の地元、葛飾柴又の団子を馬鹿にしてるのかと怒りたくなるぐらいの癒やしの香りなのだ。そんなこんなで、いろんな薄毛のお客様にヘナをオススメして、サロンでモニターになってもらい、経過観察しているところだ。前述の通り、俺の場合は結構良いところまではいってたんだが、途中で風邪ひいてしまって、薬をガンガンに飲んで働いていたらまた抜けたような気がする……なんてこった。インド5,000年の歴史も、風邪にノックアウトか? 確かに、風邪を一発で治す薬が作れればノーベル賞モノというほどの存在ではある。万病のもとだといわれるが、まさか、脱毛までに病魔を伸ばすとは、恐ろしや。今年はもう、風邪は引くまいと新年に誓う。

文 矢口憲一

やぐち・けんいち/1975年生まれ。ヘア&メイク兼ハゲ探求家元。2015年に帽子を脱ぎ捨てる。弊誌やPOPEYEなどで活躍。美容室〈駿河台矢口〉店主。

illustration/
Aiko Fukuda
edit/
Asuka Ochi

本記事は雑誌BRUTUS885号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は885号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.885
おいしいコーヒーの教科書2019(2019.01.12発行)

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