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乗り捨てOKの電動キックボードがパリ中で急増中。

Coming Soon?? |日本に来て来て、あの店、このサービス!

No. 883(2018.12.01発行)
Mid-Century in Our Life
簡単操作や乗り捨ての気軽さが受けて、利用者が急上昇中。今やパリジャンの足ともなりつつあるキックボード。

Lime / Paris

このシステムの魅力は?

1.どこにでも乗り捨て可能な交通手段。

2.便利なアプリで空車探しもラクラク。

3.お手頃で、低価格な料金。

カップルでの利用も流行のよう。今のところは2人乗りも許容範囲。

大都市でのより自由な移動手段として、乗り捨て自転車の次にブレイクしているのが、電動式のキックボードだ。6月にスタートしたばかりだが、今や、パリ街中はキックボードであふれ返っている。

ハンドル部分にあるQRコードを読み取り、即発進。

使用法は至って簡単。まずは、スマートフォンにLimeのアプリをダウンロードし、マップで空車を探す。空車を見つけてハンドルのQRコードを読み取れば、キーが解除され利用可能となる。発進後は、スムーズに加速されていき、速度は時速24㎞まで出すことが可能。また、指定の駐輪場に返却するわずらわしさもなく、歩道や広場など、どこにでも乗り捨てできるのが便利だ。夜間のサービスはなく、21時に回収され、充電の後、翌朝5時に配車される。朝の通勤・通学に利用する人も。

利用ルールは自動車と同じで、車道を走ること。歩道やサイクルレーンの利用も禁止のうえ、ヘルメット着用も奨励されている。しかし、ほとんど装着者は見かけないうえ、歩道を走る人が多く、歩行者との事故が問題になっている。急な利用者増加のため、警察の対処が追いつかなかったが、これからは取り締まりも厳しくしていくと宣言された。

とはいえ、とにかく簡単便利。短距離でも利用できるので、シニア世代の利用者も多い。交通ルールを守れば、常に交通量緩和問題で頭を悩ませている都市の新しい交通手段になることだろう。

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ライム /1回の基本使用料金1ユーロに1分ごとに15セントずつ加算されていく料金体系。アプリの口座にプリペイド入金し、デビット形式で引かれていく、コインいらずのシステム。https://www.li.me/

photo/
Manabu Matsunaga
text/
Takaaki Suzuki
edit/
Kazumi Yamamoto

本記事は雑誌BRUTUS883号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は883号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.883
Mid-Century in Our Life(2018.12.01発行)

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