美術

I am here for you (t-shirt) (2017)| アントワーヌ・カタラ

チンキビジュツ〜世にもおかしなアートの世界〜

No. 881(2018.11.01発行)
札幌の正解
© Antoine Catala

BRUTUS読者のなかにはきっと、Tシャツフリークの方もたくさんいるでしょう。シリコン製のこのTシャツ、欲しくありませんか。欲しいですよね。ちなみに、絵文字のようなPepper君のような顔の部分は空気で膨らんだりしぼんだりします。たまりませんね〜。さて、Tシャツの生みの親は1975年生まれ、ニューヨークを拠点に活動するアントワーヌ・カタラ氏。ポスト・インターネットエイジの寵児として、大活躍中のアーティストです。「意味はわからないけど、なんだかオシャレ!」。そんな作品で幅広い層のファンを獲得しているようです。ファッションとアート、科学とアート、政治とアート……。そうやって様々なボーダーを超えて結びつきながら、「これは何?」という疑問を生んでくれるのがアートの面白さではないでしょうか。そう考えると、Tシャツの顔は、もしかすると疑問に出会った自分自身でもあるのかもしれません。そうそう、この作品シリーズにはエコバッグや靴下もあるので、揃えてみたいものですね。

文/
中村志保

本記事は雑誌BRUTUS881号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は881号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

No.881
札幌の正解(2018.11.01発行)

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