毎朝の、市場通いから生まれる洋菓子。|近江屋洋菓子店

東京 洋菓子 四代目

No. 880(2018.10.15発行)
洋菓子好き。
素材が主役のシンプルな洋菓子。上列奥から、黄桃サンドショート600円、巨峰ゼリー650円、マンゴープリン800円、モンブラン600円。中列奥から、クリームパフ200円、アップルパイカット400円、いちじくタルト600円、ショートケーキ300円。下列奥から、フルーツプリン350円、フランボワーズムース680円、シャインマスカットタルト850円。
柱を入れずに空間をゆったりとった建築。昭和の余裕を感じさせる。制服は濃いめの水色、白いエプロンも往時のまま。
蒸した栗を食べやすく皮ごと半分にカットし、ちょんとのせたモンブラン。中身は栗のクラッシュがぎっしりのロールケーキ。600円。
4代目自ら、可愛いトラックを駆り日本一の規模を誇る大田市場へ。瞬く間に果物を集めてしまった。
店の2、3階は工場で、作りたてが1階の店頭に並ぶ。「リーズナブルだがチープとは違う」品質。
その日の仕入れで内容が変わるフルーツポンチは、季節を映す人気商品。2,700円(箱入り2,850円)。
「みんな仕事は確か。頑固だけどね」。仕入れ力と真面目な仕事が〈近江屋洋菓子店〉の心臓。
イチゴの仲買人・星野和一さん(左から2番目)は幼稚園の先輩。柑橘、ハーブなど問屋は専門に分かれる。
2代目による昭和初期の洋菓子。現在4代目だが、今年6月から、日本や海外で修業した5代目の由史明さんが入店。
店奥はカウンター8席と丸テーブル16席の喫茶スペース。お代わり自由のドリンクバーは600円。

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近江屋洋菓子店
●淡路町
ドリンクバーのフレッシュジュース、スープ、夏季限定のかき氷の小豆や果物シロップもすべて自家製。●東京都千代田区神田淡路町2−4☎03・3251・1088。9時~19時(日・祝10時~17時30分)、喫茶〜17時。無休(年末年始を除く)。

photo/
Norio Kidera
text/
Chisa Nishinoiri

本記事は雑誌BRUTUS880号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は880号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.880
洋菓子好き。(2018.10.15発行)

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