エンターテインメント

水木しげるの世界を近未来に変換すると?|前川知大

BRUTUSCOPE(KEY PERSON)

No. 879(2018.10.01発行)
心を開放する旅、本、音楽。

 超常的な世界を、日常の地続きに描く衝撃作を創出する劇作家演出家の前川知大。約2年かけて水木しげるの作品、人生を徹底研究。水木イズムをちりばめたオリジナル舞台『ゲゲゲの先生へ』を上演する。「水木先生は、妖怪など、目に見えないものをないものとする合理主義の社会を批判していました。人生は屁みたいなもの、とも。戦争体験ほか、先生の壮絶な人生がその語り口に大きな影響を与えています」。平成60年という設定で、前川の回路を経た、今日的な問題を孕む水木世界が展開される。

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プロフィール Profile

前川知大
TOMOHIRO MAEKAWA

1974年新潟県生まれ。2003年に結成した〈イキウメ〉を拠点に脚本、演出を手がける。読売演劇大賞ほか多数受賞。昨年は代表作『散歩する侵略者』が黒沢清監督により映画化された。『ゲゲゲの先生へ』は、10月8日〜21日 東京芸術劇場プレイハウスで上演。ほか全国6都市で公演あり。●問合せ/東京芸術劇場ボックスオフィス☎0570・010・296

photo/
Tomoo Ogawa
text/
Tomoko Kurose

本記事は雑誌BRUTUS879号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は879号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.879
心を開放する旅、本、音楽。(2018.10.01発行)

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