洗いすぎは注意!一日一度、適切なケアを。

No. 876(2018.08.16発行)
GOOD GROOMING GUIDE

洗いすぎは注意!一日一度、適切なケアを。

 頭皮ケアにも力を入れる神宮前のへアサロン〈ツイギー〉のヘアスパリスト、渡辺奏子さんは「間違った洗髪法を行っている人があまりに多い」と危惧する。
「洗髪において欠かせないのは、きちんと汚れを浮かし洗い流すことです。とても基本的なことですが、意外と大事なステップを怠っている人が多い。肝心なのはシャンプー剤を頭につけるまで。洗髪前のブラッシングと、“湯シャン”で7割の汚れを落とすことができます。残りの3割を補うのが、シャンプー剤の役割と考えてほしい。頭皮の健康なくして、元気な毛髪は生えてきません。ゴシゴシと洗いすぎるのは、皮脂の過剰分泌を促し、臭いのもと。30代を過ぎてからのトラブルは、決して加齢だけが原因ではありません。良質なシャンプーの効果を引き出すのも、正しい洗髪法を身につけてこそ。1日1回、毎日の積み重ねだと思って取り組んでほしい」

〈TWIGGY.〉がおすすめする頭皮ケアグッズ。刺激の優しい〈アヴェダ〉のクッションブラシと、天然成分にこだわったオリジナルのへアケア用品。シャンプーとトニック以外に、洗髪前に用いるクレンジングクレイ。

正しい洗髪法。

教えてくれたのは、頭皮ケアにも力を入れる原宿のへアサロン〈TWIGGY.〉のヘッドスパ専門スタッフ。洗髪のベストな頻度は1日1回。洗いすぎは、皮脂分泌を促し、逆に臭いの原因となることがあるという。トラブルを避け、健康な毛髪と頭皮を作る8つのステップがある。

1 先が丸くて頭皮への当たりが軟らかいブラシで頭を優しく撫でるようにブラッシング。これを2往復。毛穴の汚れと皮脂を浮かせる。

2 指の腹を使い、38℃前後の水温で頭皮をマッサージするように湯洗。実はこれが最も重要なステップ。汚れの7割を取り除ける。

3 500円玉くらいのシャンプー剤を手のひらに取り、適量の水分を含ませながら、もう一方の指の腹で馴染ませて、軽く泡立てる。

4 500円玉くらいのシャンプー剤を手のひらに取り、適量の水分を含ませながら、もう一方の指の腹で馴染ませて、軽く泡立てる。

5 十分に洗髪が済んだら、再び湯洗。浮かび上がった汚れと皮脂を残さないように、頭全体についたシャンプー剤を入念に洗い流す。

6 きちんと乾かすまでが洗髪の基本。頭皮に指先の感覚が伝わるくらい軽く押し当てて水が滴らなくなるまでタオルドライ。

7 気になる箇所と、毛髪が細くなりやすい頭頂部、生え際、つむじ周辺にトニックを3〜5滴垂らして、指の腹で馴染ませて栄養補給。

8 髪を持ち上げてドライヤーを左右に揺らしながら根元に温風を送り込む。頭全体の根元が十分に乾いたら、毛先もしっかりドライ。

photo/
Yoshio Kato
text/
Nozomi Nakao
illustration/
Shinji Abe

本記事は雑誌BRUTUS876号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は876号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.876
GOOD GROOMING GUIDE(2018.08.16発行)

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