写真美術

先入観や固定概念を覆す美術作品とは。|小瀬村真美

BRUTUSCOPE(KEY PERSON)

No. 875(2018.08.01発行)
みんなで集まる場所のつくり方。居住空間学 再生編

先入観や固定観念を覆す美術作品とは。

 小瀬村真美が表現する世界のなかには、一見絵画のように見える写真や、写真のように見える映像作品など、先入観を持っていると真実を見誤ってしまうような作品が並ぶ。「日常生活では、わかりやすいということが大切にされますが、日常から離れたアートの世界では、疑問を持つことが大切。それぞれの経験や知識を使ったり、感じたりしたことで、その人なりの答えを出す。それが面白さだと思っています」。答えが一つではないからこその面白さを、彼女の作品は教えてくれる。

プロフィール Profile

小瀬村真美
MAMI KOSEMURA

1975年神奈川県生まれ。映像、インスタレーション、写真などの作品で表現を続けるアーティスト。大学では油絵、大学院では壁画を専攻しながら、映画の学校に通っていた。原美術館で開催中の個展では、初期の頃から現在まで取り組んでいる、古典的な西洋の静物画のモチーフを中心として、映像や写真やアニメーション作品など約30点を展示している。

photo/
Aiko Shibata
text/
Saki Miyahara

本記事は雑誌BRUTUS875号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は875号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.875
みんなで集まる場所のつくり方。居住空間学 再生編(2018.08.01発行)

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