建築・インテリア

家庭の味を食べる、みんな食堂。|平松洋子

夢の廃校PROJECT

No. 875(2018.08.01発行)
みんなで集まる場所のつくり方。居住空間学 再生編
みんなで作って、みんなで食べる「みんな食堂」。 「みんな食堂」は子供から高齢者まで、文字通り“みんな”が利用できる食堂。おかずは、地元の人たちが交替でそれぞれの家庭料理を楽しく振る舞うのが基本。特に種類や栄養バランスなどのルールは設けず、いろいろなおかずが並ぶのをよしとする。
家庭の知恵と技術を継承する「貯蔵室」。 味噌や梅干し、果実酒といった、大きな瓶でたくさん仕込む必要があるものを貯蔵しておける場所。予約制で場所を確保し、あとは第2の台所として逐次季節の保存食を貯蔵できる。貯蔵室内の自然な会話から「家庭の味」や「コツ」の継承が行われる。
自宅で作ったものに自分で値段をつけて売る「販売部」。 庭で採れた農作物や果実、ジャムや味噌、梅干しなどの加工品、手作り品など種類は限定せずに販売できる場所。自分が作ったものに自ら値段をつけて販売するということが重要。「貯蔵室」で作られたものが販売されたり、食堂内での循環も期待できる。

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ひらまつ・ようこ/エッセイスト。食文化と暮らし、文芸と作家をテーマに幅広く執筆。著書に『買えない味』『野蛮な読書』など多数。最新刊に『日本のすごい味 土地の記憶を食べる』がある。

text/
Keiko Kamijo
illustration/
Mai Beppu

本記事は雑誌BRUTUS875号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は875号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.875
みんなで集まる場所のつくり方。居住空間学 再生編(2018.08.01発行)

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