生活・スポーツ

CACTUS【サボテン】

コレ、欲しい。

No. 872(2018.06.15発行)
新・珍奇植物
マイフエニア ポッピギィ Maihuenia poeppigii チリ南部とアルゼンチン西部の標高1,500m付近に分布。ハイマツのような典型的な高山植物の姿をしている。本属は2種あるが、ほかに類縁種は見つかっておらず、サボテン科の中でも特異なグループである。
コピアポア クラインジアナ Copiapoa krainziana チリのアタカマ砂漠タルタル北部のアントファガスタで、海岸に近い山地の標高500~600mの限られた場所に自生する。黒王丸のような白い肌を持つが、トゲは白くて細長いものをつける風変わりなコピアポア。
プナ クラヴァリオイデス Puna clavarioides アルゼンチンのアンデス山系、標高2,000~3,000m付近に分布。茎は休眠期には縮んで半ば地中に隠れる。地下には太い根があり、茎が枯れて根だけになっても翌年新しい茎を再生する宿根草のような生態を持つ。
ペニオセレウス ロセイ Peniocereus rosei メキシコのハリスコ州とシナロア州に分布。直立気味に枝を伸ばし、高さ2mほどに育つ。暗緑色に乳白色のまだら模様があり、冬は赤みを帯びて爬虫類の肌を連想させる。根は径8〜10㎝の球根状に肥大する。

Cactus【サボテン】高山性だったり、球根性だったり。サボテン色々。

アメリカ大陸を中心に分布(1種のみリプサリスがマダガスカルに生息)。強光と暑さが大好きなイメージがあるが、夜の気温が下がらない日本の夏はサボテンには厳しいものがある。適度な遮光と風通しを心がけて体力の消耗を防ぐ。高山性の種類は夏の灌水を控えて休眠状態にするとよい。冬は基本は断水して、雨が当たらないような場所で管理しよう。

photo/
Junzo Hongo
text/
Shogo Kawabata

本記事は雑誌BRUTUS872号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は872号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

No.872
新・珍奇植物(2018.06.15発行)

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