建築・インテリア

ウィリアム・エグルストンの日常。

American Spirit

No. 869(2018.05.01発行)
居住空間学2018 歴史をつなげる部屋。
エグルストンは毎日欠かさずピアノを弾く。「写真撮影は音楽的な行為だね」と語る。
公民権運動の活動家、ローザ・パークスの切手がドアに。メイドが貼ったとか。
常にピアノと暮らしていたが、6年前、念願のベーゼンドルファーのグランドピアノをついに購入。カリフォルニアのショールームからメンフィスまで運ばせた。
本棚の上に飾られているのは、画家マックスフィールド・パリッシュのレプリカ。エグルストンは昔からパリッシュの大ファンだ。娘アンドラからのプレゼント。
「バッハ『平均律クラヴィーア曲集』の演奏ではこれが最高」。ジョアン・カルロス・マルティンスのLP7枚組セット。70年代に所有していた盤を紛失、最近再購入。
エグルストンの定位置、ソファの正面にバッハの肖像が。テーブルはLAのアンティーク屋で衝動買い。花の彫刻は「彼女」の一人、アレグザンドラ・イーストバーン作。
寝室。壁にはエグルストンの顔を描いた作者不詳の作品が。左上に見えるのは、エグルストンが自分の母親を撮影した写真を、美大生がアートに起こしたものだとか。
タバコは〈アメリカン・スピリット〉。「昔はマルボロ派だった。みんな禁煙しろと言うんだが、ほっといてくれ! と(笑)」。マリメッコのクッションもお気に入り。

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ウィリアム・エグルストン

1939年メンフィス生まれ。76年に美術館初のカラー写真展をMoMAで開催し世に衝撃を与えたカラー写真のパイオニア。20世紀後半で最も重要な写真家の一人。代表作に『William Eggleston's Guide』『The Democratic Forest』『Los Alamos』ほか。2017年には初CD『Musik』をリリース。http://www.egglestontrust.com/

photo/
photo/Dean Kaufman
text/
Mika Yoshida
edit/
Kazumi Yamamoto
special thanks/
coordination&interview/David G. Imber special thanks/Winston Eggleston

本記事は雑誌BRUTUS869号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は869号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.869
居住空間学2018 歴史をつなげる部屋。(2018.05.01発行)

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