建築・インテリア

ものの個性を生かして飾る、壁収納。

壁を考える。

No. 869(2018.05.01発行)
居住空間学2018 歴史をつなげる部屋。
家のコアとなるオープンキャビネット。リサ・ラーソンのユニークピースをはじめとする北欧作家の陶器やガラス、アダム・シルヴァーマンなど西海岸作家の作品、民藝の器やカチナドール、チェンマイで見つけたオブジェなど、洋の東西にかかわらず、所狭しと並ぶ。
「玄関入ってすぐの壁はぱっと明るい印象にしたい」(堀さん)。セカンドハンドのジョージ・ネルソンの棚を靴箱にして、その上と壁を飾る。大阪在住の陶芸家、伊藤利江の照明やスウェーデンの木工作家スヴェルケル・エクルンドなど、温かみのある作品が置かれる。
天井から吊されているのはフランク・ロイド・ライトの照明。高い位置の壁にはアリゾナ州で購入したカチナドールの数々。奥のスケートボードは、木工作家ジョージ・ピーターソンの作品。左手の壁には日本製の古い棚を掛け、小さなものを飾るコーナーに。
ベッドルームの壁にはお面の数々。琉球張り子作家・豊永盛人の作品は特にお気に入り。一番左のアフリカ製のような作品はリサ・ラーソンのヴィンテージ。飾るときは、横とのつながりとバランス、色のグラデーション、正面から見たときの壁の白の見え方にもこだわる。

この記事は有料会員限定です。
有料会員登録してお楽しみください。
登録済みの方はログインしてください。

BRUTUS.jpについてはこちら

田丸祥一、堀あづさ
たまる・しょういち、ほり・あづさ/1999年、大阪で〈ディエチ〉スタート。現在は3店舗を構える。~5月21日、〈イデーショップ 自由が丘店〉で『dieci POP UP SHOP "Daily Plus" Scandinavian design, craft, art』を開催。

photo/
Norio Kidera, Masanori Kaneshita
text/
Chizuru Atsuta

本記事は雑誌BRUTUS869号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は869号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

No.869
居住空間学2018 歴史をつなげる部屋。(2018.05.01発行)

関連記事