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リングのならわし。

生島淳の僕しか知らないアスリートの秘密

No. 860(2017.12.01発行)
日本一の「手みやげ」はこれだ!

 いつまでだろう、東京映画館で「婚約指輪の目安は、給料の3ヵ月分です」というCMが流れていたのは。1990年代前半もまだ流れていたと思うが、結構、失笑が起きてた。まだ、そんなこと言ってんのかよって感じで。それにしても、メッセージの発信側が堂々と価格帯を言い続け、それが半ば常識化していたところが摩訶不思議であった。
 スポーツの世界でもリングは、とても大切なもの。優勝すると「チャンピオンシップ・リング」を作るのだが、今年はバスケのBリーグで初代王者になった栃木ブレックスが、開幕戦で贈呈式を行っていた。Bリーグのリングは、フィリップ・カレッジ・リングが製作したもので、ファンからはやんややんやの喝采が起き、記念リングの習慣が日本にも定着しつつあるのかな、と思った次第。
 当然、優勝リングの本家はアメリカなわけだが、プロスポーツの優勝トロフィーも豪華絢爛。NFLのトロフィーは初代スーパーボウル王者、パッカーズのヘッドコーチの名を取って「ビンス・ロンバルディ・トロフィー」として有名だが、NFLだけでなく、NBA、そしてメジャーリーグも優勝トロフィーはすべて同じメーカーに製作を依頼している。
 さて、そのメーカーというのは、次回のお楽しみ……というわけにはいきませんね。はい、ニューヨークにヘッドクォーターがある  そう、ティファニーなのでした。

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いくしま・じゅん/スポーツジャーナリスト。近著に『エディー・ウォーズ』などがある。

illustration/
土車大八

本記事は雑誌BRUTUS860号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は860号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.860
日本一の「手みやげ」はこれだ!(2017.12.01発行)

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