アート

Jochen Lempert

モノクロームで写し出す都市の自然。

No. 853(2017.08.16発行)
自然写真入門
取材では慎重に言葉を選びながら誠実な姿勢で自身の作品世界について語ってくれた。
レンペルト自身が「スケッチブック」と呼ぶ、小さなプリントを紙に貼り付けたもの。
彼が最も時間を費やしているのは撮影や編集ではなく、「恐らくネガを探す時間です」。
なめらかな光差すスタジオ。整然より雑然、しかし必要最低限のものがあるべき場所にある。
壁に張ってあった炎の写真。「2枚を組み合わせることでドラゴンに見えてきませんか?」
アトリエのこの窓から生まれた作品も数多くある。p.45の作品はこの窓から撮影された。
スタジオの建物脇にある「庭」。植物はすべて彼が植え、飛んでくる虫を観察している。
相似形のリスの目とペラドンナの実は共に動物の気をひく。人間非中心主義が主題の作品。

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profile

Jochen Lempert

1958年ドイツ・メールス生まれ。実験映像制作などの活動をしながら、ボン大学で生物学を学ぶ。自然科学についての研究を続けた後、80年代後半から独学で写真を撮り始め、当時から現在までモノクロフィルムで様々な「自然」をモチーフに作品を制作している。

photo/
Shinji Minegishi
text/
Akiko Watanabe

本記事は雑誌BRUTUS853号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は853号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.853
自然写真入門(2017.08.16発行)

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