蓬萊屋

とんかつの名店

No. 852(2017.08.01発行)
とんかつ好き。
ひれかつ 強めの焦げ色、カリッとサクッと薄い皮、しっかりと噛み応えがありつつジューシーなヒレ肉。驚くほど脂を感じない。軽い。魚沼産コシヒカリのご飯と漬物、猪口に入った味噌汁が添えられて2,980円。
11時30分に暖簾が出ると次々と客が。「カツ」という字がどこにも書かれていないし、店構えにビビりそう。いえいえ、そんなことはありません。ちょっとお値段高めですが、いい店ですよ。
現在の揚げ手は、張権さん。開店するや、真剣そのものの表情で、注文に応じてひたすら揚げ続ける。老舗の味を守るキーマンの一人だ。
ひと口カツ まるで、かわいらしいお菓子のよう。一口とはいえ、かなり大きめで食べ応え十分。ソースは自家製で、濃いめ。2,980円。
揚がりました、ヒレカツ。かなり強めの揚げ色が特徴だ。いったん網に上げてから、しばし休ませたのちに、儀式のように切っていく。
常に油を使う厨房だが、きれいに磨き上げられていて気持ちがいい。清潔そのもの。カウンターにはソースと楊枝立てが行儀よく並ぶ。

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蓬莱屋

東京物語膳」は、ひと口かつ2個、串かつ2本、ひと口ヒレメンチカツ1個、サラダ、香物、ご飯、味噌汁、デザート付きで2,460円。「串かつ」1,950円。●東京都台東区上野3ー28ー5☎03・3831・5783。11時30分~13時30分LO(土・日・祝14時LO)、17時〜19時30分LO。水曜休(祝日の場合は翌木曜休)。予約不可。

photo/
Taro Hirano
text/
Michiko Watanabe

本記事は雑誌BRUTUS852号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は852号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.852
とんかつ好き。(2017.08.01発行)

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