89歳の名匠が最も幸福を感じる瞬間とは?|AGNÈS VARDA

BRUTUSCOPE(KEY PERSON)

No. 851(2017.07.15発行)
台湾で見る、買う、食べる、101のこと。

 アーティストのJRと共同監督した新作『VISAGES VILLAGES』が5月開催のカンヌ国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した。89歳の今も精力的に活動を続けている。「あなたにとって最も幸福な瞬間とは?」。カンヌの会期中、スカイプ取材に応じた彼女に尋ねた。「いろいろな幸福の形があるけど、政治的にも経済的にも混沌とした時代に映画を作る気概がまだあるのは幸福だなと思う」。旺盛なのは創作欲だけではない。「じゃあそろそろ映画を観に行かないと。映画を観るのも大事よ」

プロフィール Profile

アニエス・ヴァルダ
AGNÈS VARDA

1928年ベルギー・ブリュッセル生まれ。第二次大戦中にフランスへ渡り、54年『ラ・ポワント・クールト』で長編監督デビュー。『シェルブールの雨傘』で知られるジャック・ドゥミと62年に結婚し、ともに監督としてのキャリアを重ねたが、90年に死別した。2人の作品を集めた特集上映『ドゥミとヴァルダ、幸福についての5つの物語』が今月開催される。

photo/
Takeshi Miyamoto
text/
Yusuke Monma

本記事は雑誌BRUTUS851号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は851号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.851
台湾で見る、買う、食べる、101のこと。(2017.07.15発行)

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