ライフスタイル

Green|週末の時間が好きになる環境を求めて。どこにいても、庭と緑が感じられる家。

居住空間学2017

No. 846(2017.05.01発行)
居住空間学2017 記憶を重ねる部屋。
築42年の注文住宅で、斜めに下がる天井など意匠を凝らした造りがそこかしこに見られる。元の持ち主は音楽家で、建物は上から見るとグランドピアノの形をしている。
この家にもともと備わっていたオブジェのような暖炉。床板も天井板も既存のものをそのまま使っている。
リビングからも直接庭のデッキへと出られる。庭にあるレンガ積みの炉は、友人知人とのBBQで活躍する。
2階の寝室。夫婦ともに猫好きで3匹の猫が同居中。
庭へと通じるキッチン横の勝手口。キッチンの床は気兼ねなく水洗いができるよう、屋外用のタイルを選んだ。壁のタイルは隙間を空けて張り、ラフな感じに。
リビングの棚はドイツの古い民芸家具で、亜季さんが高校生の頃に父親の友人から譲り受けた。家具はどれも長く使っているものが多い。
リビングの壁に飾られた絵は、イギリスのアーティスト、アラン・グリーンのドローイング。この家に合う絵を選び、夫婦で贈り合うことも。
ダイニングの食器棚は、日本の古い薬棚。もともとヴィンテージの家具が好きで、家も「古いこと」にマイナスの印象はなかったという。
この家の凝った造りを象徴するアールの壁の玄関。設計は神奈川県鎌倉市に拠点を持つ〈技拓〉で、改修やメンテナンスも同社に頼んでいる。
庭へと至るアプローチ。庭の広さは約80㎡。枕木で囲った菜園も造るなど、週末は庭仕事にも勤しむ。写真右手の鬱蒼とした緑が里山の斜面。うろこ張りの外壁は無塗装。

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Profile

松浦亜季
まつうら・あき

イタリアンレストラン勤務などを経て、夫の松浦清一郎さんと2006年エピエリ設立。〈麹町カフェ〉、パン工場〈ファクトリー〉、チリビーンズショップ〈チリパーラーナイン〉など6店舗を展開。エグゼクティブ・シェフを務める。

photo/
Tetsuya Ito
text/
Tami Okano

本記事は雑誌BRUTUS846号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は846号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.846
居住空間学2017 記憶を重ねる部屋。(2017.05.01発行)

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