ライフスタイル

Abarth 124 spider

クルマのある風景

No. 841(2017.02.15発行)
平凡ブルータス
撮影/徳永 彩

日伊合作! イタリアの名門初の広島生産モデル。

 名車を現代に蘇らせるヘリテージという手法、このアプローチで近年復活を果たしたのがイタリアの名門アバルトです。今回、同社はラリーシーンで活躍した124スパイダーを日本の技術で再構築。単なる復刻モデルではなく、ベースとなっているのが日本カー・オブ・ザ・イヤー(2015−16)に輝くマツダのロードスターというのが特徴です。広島で生産される初のアバルトであり、事実上ロードスターとは兄弟車。ただ、エクステリアデザインはイタリア本国で手がけ、ボディパネルの多くが別仕立て。加えてエンジンは1.4ℓの直4ターボを別途搭載し、サスペンションやステアリング機構にも独自の味つけが施されています。デザインはイタリア、生産は日本という組み合わせは、ある意味で良いところどり。国産の安心感でイタリアンオープンスポーツを堪能できるとっても稀有な存在です。

ステアリングには挿し色の赤いリボン、その中央にはサソリのブランドロゴをレイアウト。6速MTのほか、6速ATも選べる。

ヘリテージルックに合わせた赤×黒の革シートはオプション装備。

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Today's Photographer

Aya Tokunaga

東京都生まれ。多摩美術大学卒業の後、1996年から写真家として活動をスタート。ミュージシャンや俳優のポートレートを手がける一方で、雑誌・広告等をはじめ、CFなどで活躍。個展『photogenic!』(2016年)のほか、フランス国立図書館神戸ファッション美術館にはプリントが収蔵されている。
「このイタリア車は日本で造っていると聞き、驚きました。でも、細部を見れば納得。幌の出来栄えは恐らく世界一のクオリティでは? 今回は、その意外性を一枚の写真で表現しています」

アバルト124スパイダー

日本カー・オブ・ザ・イヤー2016−17において10ベストカーに選出。名車の名を受け継ぐ日伊合作の意欲作。税込み3,888,000円~(アバルト☎0120・130・595。http://ww
w.abarth.jp/)。

photo/
テキスト
text/
Kohei Kawakami

本記事は雑誌BRUTUS841号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は841号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.841
平凡ブルータス(2017.02.15発行)

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