ライフスタイル

ニッポン代表、国際化の波。

生島淳の僕しか知らないアスリートの秘密

No. 830(2016.08.16発行)
こんにちは、星野道夫。

 日本のオリンピック選手も、ハーフの選手が増えましたな。これまでだって、ハンマー投げの室伏広治のお母さんはルーマニア人だったし、特に陸上では目立つ存在ではありました。今度のリオでも、男子100mのケンブリッジ飛鳥が代表的ですな。東京オリンピックに向けては、女子バレーで宮部藍梨(金蘭会高校3年)、男子バスケットだと八村塁(今年の秋からアメリカのゴンザガ大に進学)などのハーフの選手が脚光を浴びる時代になると思う。
 色々な競技を見ていても、ハーフの20歳前後の選手に日本代表級が増えてきたのだが、これはバブル経済と関係している。海外から景気のイイ日本に移住してきた世代がいて、その子供たちがスポーツの世界で力を発揮しているのだ。
 リオの代表で面白い存在なのが、陸上男子400mのウォルシュ・ジュリアン(東洋大)。彼はジャマイカで生まれたのだが、お父さんはエマニュエル・ウォルシュというレゲエミュージシャンなのだ。お父さんは1990年代に日本で活動し、「竹下通り」なんて曲も出して、オリコンのヒットチャートのトップ20に入った楽曲もあったらしい。
 息子のジュリアン君、当然のことながら音楽好きなのだが、試合前に聴く音楽を尋ねると、こんな答えが返ってきた。
ヒップホップ系が好きですけど、自分、ジブリの曲も結構好きなんですよ」。いいね!

ライフスタイルカテゴリの記事をもっと読む

いくしま・じゅん/スポーツジャーナリスト。最新著作『エディー・ウォーズ』発売中!

illustration/
土車大八

本記事は雑誌BRUTUS830号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は830号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.830
こんにちは、星野道夫。(2016.08.16発行)

関連記事