人生

家で常に全裸の夫。

箭内道彦、エリイ、大根 仁「おなやみ相談室」

No. 830(2016.08.16発行)
こんにちは、星野道夫。

帰ってくると風呂に入り、裸になる夫。そのまま全裸で夕食を食べ、晩酌しながらテレビを観て、寝て起きて、朝、会社に行くまで、家では常に年がら年中、全裸なんです……。休日も一日中、全裸スタイル。服着てって言っても、家なんだからいいじゃん、って。なんかすごく嫌で。なんとかやめさせたいのですが。(専業主婦/34歳/女)

箭内
旦那さんにとって、あなたと暮らす家が安息の地になっているのだと思います。一歩外へ出れば戦場。戦いから戻って重い鎧を脱ぐ武将のように。または厳しい狩りから帰った狩人のように。腕時計を外しリビングのテーブルに置く時のあの感覚のような。そういえば裸族生活は体温を維持するために基礎代謝が上がって健康にも良いと誰かが言ってましたね。自分で自分の裸を確認・自覚する機会が増えることで美容にも効果があると。逆に、一度あなたも旦那さんと一緒にその効果を試してみるのもありかもしれません。

エリイ
夫のチンチンを常に見られていいじゃん! チンチンの裏にもぐってみたり枕にしてみたり! チンチンとお尻の穴が直接家中の家具に触れていて、夫を感じていいじゃないですか! それでもパンツを穿いてほしいっていうなら、晩ご飯のお茶碗をチンチンに被せてからお米をよそったり、朝ご飯のお皿にチンチンを擦ってから目玉焼きをのせたり、缶ビールの飲み口にちょんとチンチンの先っぽをつけてみてから、乾杯したらパンツを穿くかもしれませんね。パンツって慣れで、常に穿いてるとない時に違和感、逆もまたしかり。

大根
単純な疑問として「冬でも?」ってのはありますが、まあそうなんでしょうね。そういえば学生の頃、宅配のバイトをしていて、ドアを開けると中年のおっさんが全裸で出てきて、思わず荷物を投げ飛ばしそうになったことがあったのですが、そのおっさんは局部にコンビニ袋を被せていました。おっさんとしてはせめてもの慎みだったのかもしれません。これが全裸の壇蜜だったら一生の宝物だったと思いますが、全裸のおっさんが与えるものは辛いトラウマしかありません。まあペットを飼っていると思って納得……しねえか。

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箭内道彦/『渋谷のラジオ』(FM 87.6MHz) 理事長。専用アプリのDLで全国からも聴取可能。

エリイ/Chim↑Pomのミューズ。作品集『We Don't Know God: Chim↑Pom 2005-2019』が発売。

大根 仁/映像ディレクター。電気グルーヴの映画と25周年ツアーDVD&BDが同時発売中。

edit/
大池明日香
illustration/
sigo_kun

本記事は雑誌BRUTUS830号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は830号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.830
こんにちは、星野道夫。(2016.08.16発行)

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