ビームスが創業40周年。これを機に新宿のビームス ジャパンが日本の良いモノやコトを世界に向けて発信する拠点へと新生。オープニングパーティが盛大に行われました。
会場となったショップに入ると、どのフロアにも卓越した審美眼によって選ばれた逸品が所狭しと並び、ショップでありながらミュージアムのような楽しみ方もできる場所であることがわかります。扱われているのは、箸や湯飲み、草履など日本の銘品やお土産物から、ドメスティックブランドのファッションアイテム、日本人のアート作品や国内メーカーのヴィンテージラジカセまで。ジャパンのこだわりや魅力を自ずと物語るさまざまなアイテムが揃います。
「日本文化における甲子園や出島のような存在になればいいなと思います」。そう話すのはビームス チーム ジャパン総合アドバイザーの小山薫堂さん。
パーティのケータリングには全国の地酒や〈かつお舎〉のカツオ節と〈山利〉のシラスを使って〈山角や〉が作るおむすび、名づけて“おむすビームス”などが用意され、フロアごとに全国のおいしいものを楽しめる仕掛けです。さらに地下の〈日光金谷ホテル クラフトグリル〉では名物の百年ライスカレーなど日本の洋食メニューもいただくことができました。
- photo/
- Shimpei Suzuki
- text/
- Hiroya Ishikawa
本記事は雑誌BRUTUS825号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は825号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。