建築・インテリア

「ここを離れることは一度も考えたことがありません」

No. 823(2016.05.02発行)
居住空間学2016
母と暮らした片流れの小さな平屋を80年代に一度改装。屋根を延ばし、リビング・ダイニングとした。この建物の東西に、増築した2階屋が連なる。黒く塗られた柱や梁はオリジナル。床は2000年に研磨し洗いをかけた。
リビングから敷地の南側の庭を見る。平屋は敷地内を丸太で曳家し、南側から現在の北側へと移動した。彫刻は三上浩。
現在は仕事場として使われている、西側の9坪の離れ。窓からは庭の緑が望める。床は京都のよしず。40年以上使い込んで飴色に。
東の増築棟の階段ホール。白と黒のストライプの布がアシャ・サラバイのベッドスプレッド。インドの絣に鏡がはめ込まれている。
離れの一角。母屋とつながる細長いドアはかつてガラス扉だった。壁の大きな油絵は抽象画家、堂本右美の作。公私共に交流がある。

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小池一子
クリエイティブディレクター

東京都新宿区

1936年生まれ。コピーライター、エディターとしてセゾングループの広告などを手がけ、美術館設立に立ち会う。76年、スタジオKitchenを設立後はさまざまな展覧会を手がけ、日本初のオルタナティブ・スペース〈佐賀町エキジビット・スペース〉を創設・主宰。編著書に『三宅一生の発想と展開』『素手時然』など。創業以来〈無印良品〉のアドバイザリーボード。武蔵野美術大学名誉教授。4月より十和田市現代美術館館長。

photo/
Taro Hirano
text/
Tami Okano

本記事は雑誌BRUTUS823号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は823号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

No.823
居住空間学2016(2016.05.02発行)

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