ライフスタイル

Honda N-BOX Slash

クルマのある風景

No. 801(2015.05.15発行)
真似のできない仕事術
撮影/笠井爾示

計画外からのスタート。あえて挑戦したスピンオフ作品。

 多くのクルマは綿密な計画と市場調査に基づき作られていますが、N−BOX スラッシュの場合、その範疇の外。予想もしない新しい領域に踏み込んだ点がユニークです。大容量&広々空間で人気のN−BOX、その特徴でもあるルーフを大胆にカット。低められた全高と、小さなガラス面。さらにサイドウィンドウの後端をキックアップしミニマムに見せています。でも、乗り込めば中は驚くほど広く感じます。このギャップに加え、室内はエクステリア同様に個性的。大人っぽいセッションスタイルのほか、テーマごとに5つのスタイルを用意。音響にもこだわり、サウンドマッピングの付くグレードには、〈FOSTEX〉と共同開発した迫力のサブウーハーを装備。市場を開拓し創造しようとする、マーケティングありきではないもの作り。このチャレンジ精神にエールを送りたいです。

エクステリア同様カスタマイズされた室内。合成皮革を用いたシートはオプション。

高さこそ抑えられたものの、広い室内。リアシートのスライド量は最大で190㎜。チップアップすることも可能。

ライフスタイルカテゴリの記事をもっと読む

Today's Photographer

Chikashi Kasai / 笠井爾示

1970年生まれ。多摩美術大学卒業後、ファッション誌をはじめ、CDジャケット、アイドル写真集など幅広く活躍。実父、舞踏家の笠井叡との共作『danse double』(フォトプラネット)ほか、『TOKYODANCE』(新潮社)、『KARTE』(Noyuk)などを発表。最新刊として真木よう子さんの写真集MUSCOVITE』(光文社)が発売中。
「ルックスは攻めていますよね。ただ、室内は広く使い勝手もよく考えられていて、日々の足に欲しいくらい。なので、あえて撮影場所は普段の日常で都内、その狭い路地を選んでいます」

画像

ホンダ N−BOX スラッシュ

エクステリアデザイナーが描いた一枚のスケッチが現実に。人気軽ワゴンのスピンオフ作品。ツートンルーフも選択可。税込み1,380,000円~(本田技研工業☎0120・112010 http://www.honda.co.jp/)。

photo/
Chikashi Kasai
text/
Kohei Kawakami

本記事は雑誌BRUTUS801号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は801号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.801
真似のできない仕事術(2015.05.15発行)

関連記事