ライフスタイル

BMW i8

クルマのある風景

No. 797(2015.03.16発行)
あなたにふさわしいモード。
撮影/鈴木 心

スーパーカーの概念を変える。小排気量とサウンドギミック。

 そのインパクトは絶大。跳ね上げ式のポップアップドアを持ち、コンセプトカーがそのまま公道を走る姿は誰もが目を奪われます。i8は紛れもないスーパーカーですが、排気量は1,498㏄とコンパクトカー並みしかありません。もちろん、ターボエンジンと電気モーターの組み合わせによるシステムトータルの最高出力は362馬力とパワフルです。また、電気モーターのみの駆動(最長35㎞)や、1ℓあたり40㎞の低燃費走行も可能という点も魅力。しかも、このクルマにはその気にさせる排気音チューニングによるエンタメ性能も備えています。排気音をスピーカーで増幅させるこの演出、小排気量を感じさせないだけでなく、十分楽しめるものです。大排気量で燃費が極端に悪くても仕方なし、というこれまでのスーパーカーの概念を根底から覆すi8、間違いなく歴史にその足跡を残す一台です。

軽量なポップアップドアを跳ね上げると、そこに広がるのは近未来的な室内。

4人乗車は可能。ただ、リアシートはエマージェンシー用と割り切り、2シーターと思えば十分なスペースといえる。

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Today's Photographer

Shin Suzuki

1980年生まれ。東京工芸大学芸術学部写真学科卒業。広告、雑誌の写真制作からCMなどの映像制作をする傍ら、自身の作品の制作発表を行っている。最近の主な仕事としては、映画黒執事』、本田翼JR SKI SKI』、前田敦子マイナビ転職」の広告ポスターなどがある。http://suzukishin.jp
「値段も走りもアートの領域。自然エネルギーと再生資源を使うという“コンセプチュアルな姿勢”もアートに通じます。これからの時代に然るべきクルマが巡る風景はアートと化すのかもしれません」

BMW i8

BMW初の1.5ℓターボのプラグインハイブリッドスポーツ。ポップアップドアを採用する新世代のスーパーカー。税込み19,660,000円(BMW☎0120・201・438*専用ダイヤル http://www.bmw.co.jp/)。

photo/
Shin Suzuki
text/
Kohei Kawakami

本記事は雑誌BRUTUS797号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は797号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.797
あなたにふさわしいモード。(2015.03.16発行)

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