“自然派ワインの伝道師”が人生の半分以上食べ続けている一皿。
俺、今年還暦だから、思えばもう40年近く通ってることになるね。ナショナル麻布スーパーマーケットの社員時代は、お昼時にみんなで店の車に乗って一の橋まで食べに行ってたんですよ。多い時は週2〜3回。“チャップ”って呼ばれる「牛のニンニク焼き」が憧れだったけど、その頃の自分には高くて、大体チキンカツかハンバーグ。でも〈大越〉のチキンカツは衣がサクサクできちんと仕事している味がする。主菜と炭水化物+サイドオーダーで組み合わせは無限大。夕方からコールスローサラダとポテトサラダで一杯っていう居酒屋使いもしてみたいね。

勝山晋作
ナショナル麻布スーパーマーケット勤務を経て独立。六本木〈祥瑞〉、外苑前〈楽記〉経営のほか自然派ワインのイベント『FESTIVIN』主催としても活躍。

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- 取材・文/小石原はるか
本記事は雑誌BRUTUS795号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は795号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。