写真

「新たな価値観で男を撮る、森 栄喜」実践ワークショップ・ポートレートの距離について

No. 794(2015.02.02発行)
みんなの写真
EYESCREAM MARCH 2013 styling/Tadashi Mochizuki hair&make-up/Yukie Zitsuyama model/Ryuhei Matsuda edit/Hiroshi Inada
撮影後、現像したネガから作ったコンタクトシートでセレクトを行う。付箋の「H」がホンマ、「M」が森のセレクトしたもの。議論に上がった被写体を“跨いで”撮られたカットも。
森が選んだアップのカット。今回の撮影ではPENTAXの6×7で220フィルム5本を使用。「もともとは山岳写真のために開発されてファッション系の写真家に普及したカメラ。シャッター音がいいんだよね」(ホンマ)
ホンマが選んだ鏡越しに撮った一枚。「僕なら選ばない(笑)。撮影にも流れがあって、アップを撮りたいがために全身から撮っている部分もありますね。雑誌仕事だとレイアウトのバランスも取れます」(森)
2人ともが選んだこの一枚は、撮影の最初の方に撮られたカット。「無理にポーズを取らせずに、まだ撮影に慣れてない感じをそのまま撮れてよかったです。手持ち無沙汰さみたいなものが、すごく海君らしいなって」(森) モデル/井之脇海。1995年生まれ。今回の撮影にモデルとして参加。2月5〜8日に催される舞台『灯籠』(シアターKASSAI)に出演。

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森 栄喜

もり・えいき/1976年石川県生まれ。2001年、米・パーソンズ美術大学写真学科卒業。14年、『intimacy』(ナナロク社)で第39回木村伊兵衛写真賞を受賞。著書に『Crows and Pearls』(edition.nord)のほか、『to
kyo boy alone』などがある。

ホンマタカシ

1962年東京都生まれ。2011年から12年にかけて個展『ニュー・ドキュメンタリー』を国内3ヵ所の美術館で開催。写真集多数、著書に『たのしい写真 よい子のための写真教室』(平凡社)がある。現在、東京造形大学大学院で客員教授も務める。2月末に恵比寿映像祭、4月に太宰府天満宮アートプログラムに参加。

text/
Nao Amino
special thanks/
model/Kai Inowaki

本記事は雑誌BRUTUS794号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は794号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

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