松田 匡/メトロン星人フリーク

きたれ変態さん!

No. 791(2014.12.01発行)
なにしろ映画好きなもので。
あぐらをかいたメトロン星人から擬美女化した人形まで。現在70体ほど。

目はフジツボ、背中はタコ、横にすると魚の形をした、赤と青のコントラストがまぶしいメトロン星人。『ウルトラセブン』シリーズの珍怪獣を異常に愛す。目覚めは生みの親である、成田亨さんの個展『怪獣と美術』を見て。まずは造形美に惚れ、ハマっていくうちに独特なキャラクター性にも惹かれる。「こいつは最初、タバコに毒を盛るという狡猾な手段で地球を侵略するんです。そのあとセブンをアジトに呼び寄せ、ちゃぶ台を挟んで説得を始めて(笑)。最終的にすぐ倒されるんですけど……」と喜々として語ってくれた。フィギュア好きだったこともあり、世に出ているものはほぼ蒐集。今はダブリや新作を買い揃えながら、動かせるように改造したり、守備範囲を広げている。部屋の一角にあるメトロンコーナーを眺めて、今日もご満悦だ。

取材・文・写真/井上 俊

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井上 峻
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井上 峻

本記事は雑誌BRUTUS791号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は791号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.791
なにしろ映画好きなもので。(2014.12.01発行)

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