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逆鉾九面

みやげもん

No. 789(2014.11.01発行)
男の定義
逆鉾九面。1,200円。
島津家21代当主・島津氏によって寄進された現在の本殿。
九面それぞれ個々にあしらった九面守。各700円。●霧島神宮☎0995・57・0001。

何事も工面してくれる9つの面。

 鹿児島県霧島市の霧島神宮には、今から約300年前に、石工として名を馳せた海老原源左衛門が奉納した、古い9つの面があります。この面に祈願すれば、何事にも“工面(九面)”がつくといわれており、特に商人たちからの厚い信仰を集め、屋号や商品名などに多く使われています。この九面を象った縁起物が、こちらの「逆鉾九面」。霧島神宮の御祭神である瓊瓊杵尊が高千穂の峯に突き立てた天逆鉾にちなみ、逆鉾に九面があしらわれています。鉾は魔除けの力を持っており、二重にありがたい御守りに。18の眼差しが一斉に向かってくる迫力は、なかなかのもの。写真では小さな飾りに見えますが、実は20㎝程度あり、かなりの存在感です。
 このほか、面が個別に御守りになった「九面守」もあります。それぞれに交通安全、学業成就、出世開運などの御利益があり、9つすべて揃えると満願成就となる、というもの。面の表情がどれもユニークで、こちらもコレクション心をくすぐります。そのほか、焼き物でできた大ぶりな「霧島面」など様々にあり、面にまつわる授与品には事欠かない霧島神宮なのでした。

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edit/
Shogo Kawabata

本記事は雑誌BRUTUS789号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は789号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.789
男の定義(2014.11.01発行)

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