足馴染みのいいソックス。
履き口から約8㎝の部分にモヘア糸を混紡させ、生地が切り替わったようなデザインで編み上げたソックス。防寒に優れた厚手のニット生地を使い、さらに踝部分まではフィット感のいいリブ編みに、踝から爪先はクッション性のある編地になっており、履き心地が抜群に良い一足だ。写真の3色展開。各2,500円(ノンネイティブ/ベンダー☎03・6452・3072)
植物のトゲで起毛させた一枚。
まるで毛玉がついたような独特な風合いは、トゲのあるアザミという植物で引っ掻いて起毛させるシャギードッグという製法によるもの。〈ローレンス J. スミス〉が展開するシェットランドニットの中でも温かみのある表情が際立った一枚だ。ほかにレッドなどのビビッドカラーもある。14,800円(ローレンス J. スミス/ビショップ☎03・6427・3710)
一味違う定番シューズ。
今シーズンの〈グッチ〉のシューズには、ブランドの代表的なホースビット ローファーに大胆なキルトをあしらったモデルが登場。素材には、上質なスエードを用いることでカジュアルな装いになっている。写真のベージュのほか、ブラックとブルーの3色展開。75,000円(グッチ/グッチ/グッチ ジャパン カスタマーサービス☎03・5469・6611)
ハンガリーの割ピン。
クラシカルな紙製のパッケージが目を引く割ピンは、1951年に創業したハンガリーのステーショナリーメーカー、〈ICO〉社のもの。素材は錫製で足の長さは汎用性のある16㎜サイズ。書類の仮留めなどに使用したり、レターセットやカードを自作する際の部品としても重宝する。1箱に100個のピンが入っている。300円(ハイタイド☎050・3368・1722)
カルダーに留めて書く。
モビール作品などで知られる米国の彫刻家アレクサンダー・カルダーが1953年に描いたドローイングを表紙に印刷したスナップパッド。2穴パンチで穴を開けた紙をまとめて留め、ノートやメモ帳代わりに使用できる。コピー用紙約100枚分を収納可能。表紙は耐久性のあるプレスコットン製。A4サイズ5,500円、A5サイズ4,500円(ポスタルコ☎03・6455・0531)
優雅なチェスターフィールド。
表はネイビーで裏はグレーの、異なるウール生地を張り合わせて作ったダブルフェイスのシングルチェスターフィールドコート。驚くほど軽く、滑らかに体に沿う細身のシルエットがエレガント。一流のメゾンブランドのアイテムを手がけてきた名門ファクトリー〈ベルヴェスト〉ならではの一着だ。250,000円(ベルヴェスト/八木通商☎03・6809・2183)
シンプルだけど多機能。
アメリカ発のプロダクトメーカー〈マス・デザイン〉が発表した、軽くて丈夫なチタン製のカラビナ。ネジやヒンジなどのパーツを一切使わずに、素材を削り出して滑らかな形状を作る、工業用の特殊な加工技術で仕上げられている。ボトルオープナーの機能も備えた優れ物だ。各7,800円(マス・デザイン/マディソックス☎04・2907・0947)
スポーティなスラックス。
〈ユナイテッドアローズ〉からファッションとランニングを軸にしたセレクトショップ〈アンルート銀座〉がオープン。写真のリブパンツとのレイヤーになったスラックスなどの個性派からスポーツウェアまで展開。シャワールームとパウダルームが完備されたランニングステーションを併設。19,000円(アンルート/アンルート銀座☎03・3541・9020)
オーバーサイズで着る。
10月24日から11月14日まで、〈カルバン・クライン コレクション〉のメンズアイテムが、〈ドーバー ストリート マーケット ギンザ〉内で展開される。写真のスエットは、ブランドのフレグランスをモチーフにしたもので、ハリのある生地が特徴だ。96,000円(カルバン・クライン コレクション/ドーバー ストリート マーケット ギンザ☎03・6228・5080)
旧東ドイツの工業照明。
ヘルメットのような形状がインパクトのあるペンダントランプ。旧東ドイツ時代の工業製品や照明を収集してレストレーションを施す〈ゴールドシュタイン〉社のもの。内部機械を現在の仕様に合わせ販売している。H58×W64×D36㎝。《ロマン ヘルメット ライト》165,000円(コンプレックス・ユニバーサル・ファニチャー・サプライ☎03・3760・0111)
ファンに愛され続ける名品。
1985年にリリースされた当時の最高峰モデルを復刻。しなやかなレザーアッパーと、蹴り出しから着地までスムーズな足運びを可能にした2層構造のミッドソールを搭載。当時のロゴやシュータンラベルを忠実に再現したヴィンテージ感溢れる一足。14,000円(リーボック クラシック/リーボック アディダスグループお客様窓口☎0120・810・654)
クロコならではの風格。
レザー素材の中でも最高級と称されるクロコを使ったオーガナイザー。独特の模様と経年変化による艶の風合いが特徴だ。2つのコンパートメントに分かれていて、内側には複数のポケット付き。シックなグレーは、スーツ姿にも似合う。H16×W23×D7㎝。2,000,000円(ジョルジオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン☎03・6274・7070)
空飛ぶキーホルダー。
2014年秋冬プレコレクションのテーマ「空のパイオニア」の世界観から着想を得たキーホルダー。飛行機コンコルドをモチーフに《キーホルダー・スカイツアー》と名づけられたアクセサリーだ。繊細なカッティングと、輝くメタル仕上げが印象的。ポケットに少年の気分を。46,000円(ルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン カスタマーサービス☎0120・00・1854)
アトリエ空間を追体験。
米国やヨーロッパ、アジアなど世界各地で活動する芸術家のアトリエを8年間にわたりパノラマで撮影した、ゴーティエ・デブロンの写真集。ダミアン・ハースト、杉本博司、ヴォルフガング・ティルマンス、リチャード・セラ、アニッシュ・カプーアらの創作の場を70ヵ所収録。全176ページ。『atelier』15,200円(イマコンセプトストア☎03・5572・7144)
トウのデザインに注目。
英国の老舗タンナー〈チャールズ Fステッド〉社のきめ細かいスエードレザーを使用したシューズ。その上品なムードに、スニーカー風のパンチングと、個性的なモカ縫いで〈エンダースキーマ〉らしいユーモアが加えられている。ダークブラウンのほかにブラックとキャメルも展開。48,000円(エンダースキーマ/オーバーリバー☎03・5799・7975)
秋冬カラーの上品なニット。
柔らかく上質なメリノウールで仕立てた厚手のクルーネックニット。タイダイ染めを施した味のある色味が目を引く。袖口、裾、襟はリブ編みで、少しタイトなシルエットを採用。ボリュームを抑えてあるので、秋冬のジャケットのインナーにも十分に重宝する一着だ。88,000円(バーバリー ロンドン/バーバリー・ジャパン☎0066・33・812819)
この季節に持ちたいトート。
スエードのトートバッグは、この秋にオープンする〈コーチ新宿店〉のオープニング記念モデル。季節感のあるマホガニー色をベースに、赤いペイントを施した。サイズも大判で収納力も抜群だ。コーチ新宿店のほか全国の路面店のみでの取り扱い。H35×W40×D22㎝。120,000円(コーチ/コーチ・カスタマーサービス・ジャパン☎0120・556・936)
輝くベルトバックル。
スターリングシルバーを使用した、美しいベルトバックル。ヴィンテージカー好きで知られるラルフ・ローレン氏の膨大なコレクションからインスピレーションを受けて作られたという、車のエンジンカバーをモチーフとしたデザイン。デザイナー本人もお気に入りのアイテム。バックル28,000円、ベルト40,000円(ラルフ ローレン☎0120・3274・20)テキスト
- photo/
- Nagahide Takano
- text/
- Chizuru Oba, Keiichiro Miyata, Masato Kawai, Shigeo Kanno
- edit/
- Shigeo Kanno
- styling/
- Chizuru Oba, Keiichiro Miyata, Masato Kawai, Shigeo Kanno
本記事は雑誌BRUTUS788号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は788号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。