RROLL

Coming Soon?? |日本に来て来て、あの店、このサービス!

No. 787(2014.10.01発行)
世界で生き抜く50の知恵
コージーな空間の中、主役のロールパンはすべてカウンターに並ぶ。味を丁寧に説明してくれる。
他店にはない野菜と木の実のフロマージュ・ブランも魅力。
週末は1日で100個のロールを焼くというカミーユさん。
テーブルナンバー入りのキャンドルと古本が常備。
壁面黒板のメニュー。

目からウロコの食事用ロールパンがパリで大ヒット。

 カップケーキから始まり、エクレアにシュークリームと、パティスリーの一品のみを扱う専門店が急増中のパリで、次に出現したのがロールパン専門店だ。
 ロールパンの定番といえば、フランスでもやはりシナモンロール。これしかなかったところに目をつけたのが、専業主婦だったカミーユさん。元祖スウェーデンのシナモンロールのレシピも研究した結果、シュークレ(甘味)のみならず食事にもなるサレ(塩味)のロールを売り出したのが大当たり! 製造から接客まで毎日一人でこなしている。
 メニューはシンプルで、甘味と食事パンの定番が3〜4種類ずつと、毎月のスペシャルが甘味か食事用で1種類登場する。チキンのカレー風味や10月はパンプキンと、旬な食材で展開。どのレシピもオリジナルな食材のミックス加減が絶妙だ。好みのロールパン一つになめらかなフレッシュタイプのチーズ、フロマージュ・ブランのボウルが付くセットメニューがお薦めだ。
 日本でも食事になるスコーンやマフィンは出回っているが、このロールパンも、もちもちとしていて、食べ応え充分。他店では週末にしかないブランチも、毎日何時にでも注文できるので、ランチ時は近所の常連や観光客で賑わっている。あえて、流行地を外し、モンマルトルの丘とアフリカ人街に近い庶民的な地区に出店したこともビジネス的な成功の理由。

この店の魅力は?

1 手作りで具だくさんのもちもちロールパン
2 日本的惣菜パンのロールバージョンが旨い。
3 ヘルシーなフロマージュ・ブラン料理も美味。

ロール
Paris
甘味ロールは1個3ユーロ、食事用ロール4.10ユーロ。●21, rue Custine 75018 Paris☎(33)1・42・51・39・83。11時〜18時(土・日〜19時)。月曜・祝日休。http://www.rroll.fr/

photo/
Manabu Matsunaga
text/
Takaaki Suzuki
edit/
Kazumi Yamamoto

本記事は雑誌BRUTUS787号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は787号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

No.787
世界で生き抜く50の知恵(2014.10.01発行)

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