Caracte’re de Cochon

Coming Soon?? |日本に来て来て、あの店、このサービス!

No. 778(2014.05.15発行)
親と子
店の片側に設置されたウィンドウは圧巻。これだけあると、やはりアドバイスが欲しくなる。
多種のハムを挟んだ特製1メートルのサンドイッチ30ユーロ~。
自家製パテは南国風味つけも。
とても珍しい雌豚の生ハム。
スライス中のソロさん。
店のベスト品。
ハムに合うワインも。

本当のハムの味を教えてくれるパリ随一の専門店。

 フランスは、シャルキュトリー(豚肉加工品)がとても充実しているが、中でもハムは、慣れ親しんだ日常の味。しかし、「どの店でも定番の4〜5種類しか置いていないのが残念。おいしいハムの味を再発見してほしい」と、マダガスカル島出身のソロさんが始めたのが、このパリ初の専門店だ。
 ソロさんが味見をして厳選した品は、生ハム20種類を含む150種類! 店には常時30種類を並べているが、いろんな味を紹介したいので、3週間ごとにラインナップを替えている。取引している業者は、フランスはもとより、イタリア、スペイン、ハンガリーやリトアニアなどで放牧養豚する小さな業者だけだという。
 店で扱う生ハムは、12ヵ月以上熟成したもののみ。中には、54ヵ月熟成のイベリコハムも。脂身がとろけるフランス産のビゴール・ノワールや、羊のように毛足が長いハンガリーの豚マンガリーナに、牛から作った生ハムまで珍品ばかりだ。お薦めは、交配させていない雌豚の生ハム。通常、雄豚から作られるので、まさに稀少品だ。
 加熱処理をした一般的なハムも、ハーブ、キノコ、トリュフ入りまでありどれも口あたりがまろやか。例えば、スモモ風味は、ハムの塩味とフルーティな甘さのバランスが素晴らしく、こんなに奥が深いものなのかと驚くばかり。
 ソロさんの丁寧なアドバイスでお気に入りのハムを見つけたら、もうスーパーの品には戻れない。

この施設の魅力は?

1 厳選した150種類から常時30種を販売。
2 1枚からでも買える、うれしい量り売り。
3 店のハムで作るサンドイッチも旨い!

キャラクテール・ドゥ・コション

料金は1㎏いくら、の量り売りで約29ユーロ~。サンドイッチは4.90ユーロ~。●42, rue Charlot75003 Paris☎(33)1・42・74・79・45。10時~15時、17時~20時(日10時~14時)。月曜休。

photo/
Manabu Matsunaga
text/
Takaaki Suzuki
edit/
Kazumi Yamamoto

本記事は雑誌BRUTUS778号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は778号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.778
親と子(2014.05.15発行)

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