ライフスタイル

雨風にさらされて美しくなる小屋のようなアトリエハウス。

No. 777(2014.05.01発行)
居住空間学2014
母屋のリビングから離れのゲストルームを見る。外壁はブリキ、窓に吊るした布は船用のフラッグ。屋外部分の真ん中に置いたのは、昔乗っていた愛車から外したルーフキャリア。
リビングの一角。いい色にくすんだ壁は、漆喰にコーヒーの豆殻などを混ぜて塗ったもの。郵便局で使われていたらしい机や、道端で拾ってきた椅子など、家具は古いものばかり。
母屋は、草木が生い茂る斜面に埋もれるように立っている。写真は1階、圭介さんの陶芸アトリエに続く半屋外スペース。近年は手の跡が残る温かな食器を作ることが多いが、家の中にはプリミティブなオブジェなど、かつての作品も飾られている。
離れの小屋。1階が美智子さんのアトリエ、2階はゲストルーム。1〜2年に1度、パリの陶芸家夫婦と住居&工房をチェンジする“2ヵ月間のアトリエ交換”も行っている。
“図書室”と名づけた母屋の一室。鉄枠に古材を載せた棚は友人の木工家、浦野かずのりの作。福岡や京都で見つけた骨董が並ぶ。
リビング。海を望む西の窓は大きく取りつつ、「明るすぎると疲れるので」壁面も十分に残した。カーテンは布をロープに掛けただけ。
壁には昔の建築材。棚には古道具や作家もの。普段使いのバッグも。「並べる・重ねる・掛けるという行為自体が好き」と美智子さん。
リビングからダイニングを見る。頭上に酒を並べた入口の奥がキッチン。照明は福岡の骨董屋〈ふくや〉で。写真左手にテラスが続く。

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岩田圭介
岩田美智子
立体造形作家

福岡県福津市

いわた・けいすけ(右)、いわた・みちこ(左)
圭介さんは1954年生まれ。彫刻を学んだ後に陶芸の世界へ。http://www.iwatakeisuke.com 美智子さんは1956年生まれ。古い木や紙、布などを使った造形作品を作る。http://iwatamk.wix.com/mkiwata 共に福岡県出身で、海外での個展経験も多い。母屋の2階にある広いテラスで。

photo/
Taro Hirano
text/
Masae Wako

本記事は雑誌BRUTUS777号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は777号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.777
居住空間学2014(2014.05.01発行)

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