エンターテインメント

女の神秘を描き出す現代の名匠。|アブデラティフ・ケシシュ

BRUTUSCOPE(KEY PERSON)

No. 774(2014.03.15発行)
勝手に着やがれ

 女たちによる激しい愛の物語『アデル、ブルーは熱い色』で、カンヌ国際映画パルムドール(最高賞)を受賞したアブデラティフ・ケシシュ監督。彼が敬愛する小津安二郎や溝口健二、成瀬巳喜男といった日本の巨匠と同様、女性の神秘を描き出す現代の名匠だ。小津らは恋愛感情にも似たものを抱きながら、女優の魅力を引き出したといわれるが  。「確かにそうだろうね。でも彼らだけじゃない。たいていは女性の神秘に興味を持つ人たちばかりだと思うな、男として。君もそうだろう?」

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プロフィール Profile

アブデラティフ・ケシシュ
ABDELLATIF KECHICHE

1960年チュニジア生まれ。6歳の時、南仏ニースに移住。舞台演出などを手がけた後、2000年『ヴォルテールのせい』で監督デビュー。続く『身をかわして』('04)、『クスクス粒の秘密』('07)がセザール賞最優秀作品賞、最優秀監督賞などを受賞し、期待の監督として注目されるようになった。最新作『アデル、ブルーは熱い色』は彼の長編5作目。

photo/
Satoko Imazu
text/
Yusuke Monma

本記事は雑誌BRUTUS774号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は774号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

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勝手に着やがれ(2014.03.15発行)

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