エンターテインメント

まるで小津が描いた父と娘のように。|前田敦子

BRUTUSCOPE(KEY PERSON)

No. 767(2013.11.15発行)
小津の入口

 主演する映画『もらとりあむタマ子』は、父が一人で暮らす甲府に里帰りし、ぐうたらな日々を過ごしているタマ子の物語。そのぐずぐずぶりに笑い転げていると、不意をつくように、映画は互いを思うタマ子と父の愛情に焦点を合わせていく。あ、これは何かに似ている。そう思ってよくよく考えると、これは父と娘の絆を描いた小津安二郎の名作『晩春』によく似ているのだ。「私、原節子さんが大好きなんです。特に『晩春』で“汚らわしいわ”って何度も言うあの口調が」。前田敦子小津を語る。

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前田敦子

1991年千葉県生まれ。初の映画出演は2007年『あしたの私の作り方』。11年には『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』で初主演を果たした。ドラマ『龍馬伝』『Q10』『あさきゆめみし〜八百屋お七異聞』にも出演。今年出演した映画『クロユリ団地』は興行ランキング初登場1位に輝くなど大ヒットを記録した。

photo/
Satoko Imazu
text/
Yusuke Monma

本記事は雑誌BRUTUS767号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は767号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.767
小津の入口(2013.11.15発行)

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