Popelini

Coming Soon?? |日本に来て来て、あの店、このサービス!

No. 766(2013.11.15発行)
ラブソング
店内は、シュークリームの並ぶウィンドウだけという潔さ。ついつい全部選んでしまいそうだ。
アートのように飾られたセット売りボックス。
本日のシューは、ショウガ風味のシャンティイ。
丹精込めて作られたシューがずらり。
9つの定番品解説ボード。
本日のシューは2.80ユーロ。

元祖シュークリームをモダンに変身させて見事に復活!

 フランス生まれのシュークリーム。生みの親は、16世紀のフランス王妃、カトリーヌ・ドゥ・メディシスのパティシエだったポッペリーニ氏で、たまたま乾いてしまったお菓子の皮を使ってみたのがシュークリームの始まり。1540年のこと。その名パティシエオマージュを捧げて考案されたシュークリームが話題になっている。
 オーナーは、パティシエのローレーヌ・クメッス氏。LAで活躍した後にフランスに戻ったところ、シュークリームといえば、結婚式に出てくるシューを積み上げたピエスモンテのみ、という状況に愕然。そこで、流行のマカロンやエクレアではなく、シュークリームのみを扱う専門店を開くことを決意した。子供の頃に食べた郷愁の味にオリジナル性を加え、洗練された現代のシューが完成した。
 レシピは、友人である、フレンチパティスリー界のプリンス、クリストフ・ミシャラック氏と共に考案。そして〈ラデュレ〉で10年間、シェフの右腕を務めたというパティシエが、製作を担当する。ブラックチョコ、カフェ、マダガスカルのバニラ、有塩キャラメル、レモンにピスタチオなど、9つの定番味に加え、今月のシュー、毎日替わる“本日のシュー”がある。
 ベレー帽をかぶったようなかわいいシューの中には、クリームがたんまり! シュー皮も、軟らかすぎずに、少し歯応えがある。ポッペリーニ氏のシューは、現代のパリスタイリッシュに蘇った。

この施設の魅力は?

1 1540年に生まれたレシピを現代にアレンジ。
2 アイデア抜群、毎日替わる、本日のシュー。
3 一口、二口で、食べやすいフィンガーサイズ。

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ポッペリーニ
Paris
定番のシューは、1個1.85ユーロ。6個、12個、18個の箱売りもあり。●29, rue Debelleyme 75003 Paris☎(33)1・44・61・31・44。11時〜19時30分(日10時〜15時)。月曜・祝日休。http://popelini.com/

photo/
Toshiaki Miyamoto
text/
Takaaki Suzuki
edit/
Kazumi Yamamoto

本記事は雑誌BRUTUS766号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は766号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.766
ラブソング(2013.11.15発行)

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