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【PR】ブラックニッカ第二回〈バー ベンフィディック〉鹿山博康さん、ブレンデッドウイスキーの美味しい飲み方、教えてください。

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世界から注目を集めるバーテンダーの目に映る、「ブラックニッカ」3ブランドの魅力とは。

東京は西新宿のバー・ベンフィディックと言えば、アブサンの古酒や薬草やハーブを使ったカクテルで世界的に知られる名店。オーナーバーテンダーである鹿山博康さんは、自家農園や山林で収穫したボタニカルを活かしたオリジナルなミクソロジーカクテルの名手、わかりやすく言えば漬け込み酒のオーソリティである。そんな鹿山さんに「ブラックニッカ」3ブランドについて話をうかがった。

「ブラックニッカ」3ブランドについてうかがう前に、ブレンデッドウイスキーについて聞かせてください。鹿山さんはブレンデッドウイスキーという存在をどう捉えていますか?
鹿山博康 
ちょっと大きな話になりますが、そもそもブレンデッドウイスキーがなぜ生まれたかというと、ウイスキーを美味しく飲むためなんですよ。話は酒造技術が未成熟だった19世紀、シングルモルトが今のように洗練される以前にまで遡ります。当時のシングルモルトは粗っぽくて口当たりもきつく、あまり美味しいものではなかったようです。そこで発明されたのがブレンド。強烈な個性を持つモルトウイスキーに、穀物を原料として風味がきつくないグレーンウイスキーをブレンドすることで、飲みやすくかつ風味豊かなブレンデッドウイスキーをつくり出したわけです。
そうすると当時はブレンデッドウイスキーのほうが人気が高かったわけですか?
鹿山 
そのようですね。きっと当時の製法では、シングルモルトの強烈な個性を制御しきれなかったのでしょう。僕はよく言うのですが、ブレンデッドウイスキーはウイスキーに精通したブレンダーがブレンドを施した極上のカクテルなんです。たしかに現代のシングルモルトは個性豊かで素晴らしいウイスキーに成長していますが、ブレンダーという匠によって生み出されたブレンデッドウイスキーが格下のように扱われる必然性はまったくないと思っています。それこそ「ブラックニッカ クリア」のノンピートなアプローチなど、尊敬に値する仕事ですよ。
革新的な挑戦を行いそれを成功させ、あまつさえ新たな顧客開拓までしてしまったわけですからね。では次に先ほど名前が出たグレーンウイスキーについて教えてください。

鹿山 
グレーンウイスキーというのは、コーンなどの穀物を原料にしたウイスキーのことです。ニッカさんでは宮城峡蒸溜所のカフェ式連続式蒸溜機でグレーン原酒をつくっていますね。日本ではあまり知られていませんが、この原酒でつくった「ニッカ カフェグレーン」というウイスキーはアメリカで非常に人気が高いんです。(※2019年6月現在、休売中)うちにはよくアメリカからのお客様がいらっしゃいますが、このウイスキーをベースにしたカクテルをお出しするととても喜ばれます。ほとんど皆さん、ご存じですね。それはコーン由来という点でバーボンに通じる味わいがあって、かつ連続式蒸溜をすることで軽やかでクリアな仕上がりになっているからだと思います。

3ブランドそれぞれの個性が際立つ「ブラックニッカ」には、 ブランドとしての構成力を感じます。

では本題です。「ブラックニッカ」3ブランドについて鹿山さんの印象をお聞かせください。まず「ブラックニッカ」についてどのような印象がありますか。
鹿山 
僕の中の「ブラックニッカ」のイメージは、北海道に行ったときによく目にしたデッカイひげのおじさんの看板なんです。ですから「ブラックニッカ」と言えば、すすきののシンボルというイメージ。すみません、いきなりテイストとは関係ない話で(笑)。
アハハ、問題ないです。では、3ブランドをそれぞれ見ていきたいと思います。まず「ブラックニッカ クリア」。こちらは1997年に「クリアブレンド」の名前で登場したノンピートウイスキーです。
鹿山 
先ほども言いましたが、ブレンダーをはじめ関係者の方々の素晴らしい仕事だと思います。飲み方はハイボールをオススメします。それも僕の中では特別なハイボールのイメージがあって、「クリア」とグラスを冷凍庫でキンキンに冷やして、氷なしで作るクリアハイボールです。この飲み方なら、軽やかでピュアな「クリア」のテイストを存分に活かしてくれます。あと、やはりキンキンに冷やしてストレートで愉しむのも悪くないでしょう。これ以前の「ひげのブラックニッカ」が男性的なイメージなら、この「クリア」は中性的な魅力を持つ現代的な男子のイメージかな。
次にリリースされたのが、「ブラックニッカ リッチブレンド」。2013年のことです。
鹿山 
そうか、うちの店と同い年なんですね。こちらはシェリー樽らしい華やかなテイストスパイシーな香りを併せ持つ、まさに名は体を表すリッチなウイスキーという印象です。「クリア」に比べて複雑さや奥行きが感じられるのは、ピーテッドモルトをブレンドしているせいかもしれません。これはやはり、オン・ザ・ロックスでしっかり味わいたくなります。
その場合、ぜひ試していただきたい飲み方があるんです。それは、注いだグラスをかき混ぜてしまう前にまずひと口飲んでみること。どういうことかというと、まだ冷えていないウイスキーと氷から溶け出した水とが均一に混ざり合う前の状態で味わっていただきたいのです。そうすると口に含んだ瞬間、口の中でマーブル状になっているウイスキーと冷水を感じることができます。ステアしてしまわずに飲むひと口目にしか味わえない感覚です。
1杯で2度美味しい、ステキですね。
鹿山 
「リッチブレンド」のような華やかで芳醇な香りと甘やかなコクと深みを併せ持つウイスキーの場合、まだ冷えていないひと口目に感じられる華やかな香り立ちと、ふた口目以降に味わえるオン・ザ・ロックスらしいバランスの良さが、それぞれに愉しめる飲み方だと思います。
では最後に2015年発売の「ディープブレンド」。こちらは新樽由来のモルトを使用しています。
鹿山 
前の2つに比べるとかなりピーティですね。重厚なウイスキー。でも余市的な重厚さの中にも宮城峡らしい甘やかさも感じられて、ブレンデッドウイスキーの魅力が見事に引き出されています。「ディープブレンド」をオン・ザ・ロックスで飲みながら筋子でも齧ったときにはもう言うことないでしょ。
それにしても「ブラックニッカ」3ブランドは棲み分けというか、それぞれに違う個性が立ち上がっていて、あらためて見事な構成だと感じますね。

ブラックニッカ クリア

ノンピートモルト(ピートを炊き込まずに乾燥させた大麦麦芽)のみを使用することでウイスキーの味わいに新たな価値観をもたらした、歴史に残る名品です。やわらかな香りとまろやかな味わい、クセのないクリアな飲み心地のブラックニッカ。アルコール度数37%。

・180ml びん 290円
・300ml びん 470円
・700ml びん 900円
・1920ml びん 2,330円
・1.8L ペットボトル 2,180円
・2.7L ペットボトル 3,110円
・4.0L ペットボトル 4,430円
・1.8L 紙パック 2,180円

ブラックニッカ リッチブレンド

シェリー樽で熟成を重ねたモルトウイスキーと、樽熟成したグレーンウイスキーを使用したブレンデッドウイスキー。シェリー樽原酒のフルーティーで華やかなトップノートを、カフェグレーンの甘くやわらかい樽の香りが追いかけます。スムースな口当たりと飲みやすさの中に、コクがしっかりと感じられるブラックニッカ。アルコール度数40%。

・180ml びん 420円
・700ml びん 1,330円
・2.7L ペットボトル 4,560円
・4.0L ペットボトル 6.500円

ブラックニッカ ディープブレンド

新樽ならではのウッディな香りとバニラを思わせる甘やかな香り。樽のコク深さと濃密なモルトの甘さがとけあい、伸びのある豊かな味わいを実現しました。ふくよかなコクと甘さが感じられた後、心地よいピート香と樽のほろ苦くまろやかな余韻が口の中にゆっくりと広がるブラックニッカ。アルコール度数45%。

・700ml びん 1,500円

BLACK NIKKA×BRUTUS×AFTER 6 JUNCTION コラボレーションイベント ブラックニッカ 3 スタイルズ バー 開催

ブルータスとTBSラジオ アフターシックスジャンクション、そしてBLACK NIKKAがコラボレーションしたイベントが六本木ヒルズで開催。BLACK NIKKAの3つのテイストにあわせて、ブルータスとバー〈BenFiddich〉鹿山康博さんが生み出したジャーハイ体験も!

詳しくはこちら

期間 2019年6月20日(木)-7月7日(日)

OPEN 11:00 – CLOSE 23:00 (L.O. Food/22:00 Drink/22:30 )

場所 六本木ヒルズ Hills Cafe / Space
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド2階

かやま・ひろやす

1983年生まれ。ホテルのバーや西麻布の名店アンバーなどで修業後、2013年にバー・ベンフィディックをオープン。アブサンと薬草酒の古酒の圧倒的な品揃えと、ハーブやスパイスを使ったミクソロジーカクテルでゲストを魅了する。17年には2軒目の、フルーツブランデーに特化したバーB&Fを開いた。現在も「ファーム・トゥ・バー」「薬草漬け込み酒」など、ユニークでクオリティの高い発信を続けている。

バー・ベンフィディック

東京都新宿区西新宿1-13-7大和屋ビル9F
☎03-6279-4223/18時〜翌3時/日曜・祝日休。

photo/
Natsumi Kakuto
text/
Kaz Yuzawa
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